2017年12月8日、講義棟101教室にて、国際日本学研究院の2017年度連続講演会第4回が開かれました。今回は、国立国語研究所（NINJAL）日本語教育研究領域プロジェクトリーダーの石黒圭先生をお迎えし、標題の講演会が開かれました。日本語を外国語として学ぶ学習者の生み出す日本語を、コーパスという手段を用いて、「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能の観点から、日本語が母語ではない学習者が学んでいる過程で見えてくる「日本語を理解できること、日本語で表現できることの不思議」について、具体的な例を挙げながら、わかりやすくお話しいただきました。指定討論者の藤村留学生日本語教育センター長とのディスカッションもあいまって、大変好評な講演会となりました。寒い中、約90名の参加者がありました。