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八雲と漱石の『心』 ダミアン・フラナガン氏が講演

2017.01.10 掲載

2016年12月22日(木)、日本文学研究者のダミアン・フラナガン氏が、「小泉八雲の『心』から夏目漱石の『心』へ」と題して講演を行いました。講演では、夏目漱石が人間の内面をめぐる独自の創作へと向かった背景として、「正岡子規=写実文主義」を相対化する、多様なる国際世界に開かれた小泉八雲との出会いがあったこと等が述べられました。会場には本学の学生をはじめ多くの方が来場し、講演後は、活発な質疑応答も行われました。

本講演会は、10月末より全10回で行われる連続講演会「国際日本研究の現在―文学・文化・社会」(主催:大学院国際日本学研究院)の第4回として開催されました。次回講演は、1月10日(木)にキース・ヴィンセント氏(専門分野:日本近代文学)により、「子規と漱石――俳句と憑依」と題して行われます。

参照:TUFS Today 連続講演会「国際日本研究の現在−文学・文化・社会」
https://tufstoday.com/articles/161018-2/ 

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講演するダミアン・フラナガン氏

(左から)村尾教授、フラナガン氏、
早津国際日本学研究院長

本学学生をはじめ多くの方が来場し、
満員の会場

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