第1回 10月10日(火)
「コーパスから見えるドイツのことば・文化・社会」

   講師:成田節 東京外国語大学教授

 ことばの研究ではコーパスが盛んに利用されています。コーパスとは新聞や本の文章あるいは話し言葉などを集めた言語資料で、コンピュータで大量のデータ ― 中には単語数にして数十億語のものもあります ― を瞬時に検索することができます。この講座の第1 回目では、コーパス一般について概説した後で、ドイツ語の大規模コーパス、特にマンハイムのドイツ語研究所で公開しているCOSMAS IIとベルリン・ブランデンブルク科学アカデミーで開発しているDWDSを中心にドイツ語の大規模コーパスを紹介し、それらを利用することでドイツ語が実際にどのように使われているのかを調べながら、ことば・文化・社会について考えてみましょう。具体的な事例を紹介しながらわかりやすくお話します。


 

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