第3回 10月24日(火)
「コーパスから見える20世紀韓国の言葉と社会」

   講師:南潤珍 東京外国語大学准教授

 韓国の電子コーパスは自動翻訳や情報検索、辞書編纂のために1980年代から始まりました。1998年からは政府の「国語情報化」政策の一環として大規模のコーパスが作られ、その結果、様々なコーパスが利用できるようになりました。今回の講義では、数多い韓国のコーパスのうち、2016年に公開された「延世20世紀コーパス」を対象に小説や新聞・雑誌など文献のジャンルによって単語の使用がどのように変化してきたのかを見ていきます。
 韓国の20世紀は、政治・経済のみならず社会・文化の面でも大きな変化を遂げた 激動の時代であり、そのような社会の変化と言葉がどのように関連付けられるかを一緒に考えてみたいと思います。


 

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