第6回 11月17日(火)
「クレスィ(Kresy)のポーランド語 ― 歴史と現在」

   講師:森田 耕司 東京外国語大学 准教授

 ポーランドの旧東部領土にあたるリトアニア南東部・ベラルーシ西部・ウクライナ西部地方は現在、ポーランド語では「クレスィ(Kresy)」と呼ばれ、民衆レベルではポーランドの伝統が今も続いており、様々な民族の言語と文化が共存する多様性に富んだ、魅力的な地域となっています。
 この講座では、まず、それらの地域でポーランド語が使われるようになった歴史的経緯について概説します。その後、それらの地域で現在話されているポーランド語の主な特徴を、共存する周辺言語との接触による影響も考慮に入れながら、ご紹介いたします。


 

▲ ページ先頭へ戻る

© All rights reserved. Institute of Language Research, Tokyo University of Foreign Studies.