第4回 10月27日(火)
「ハングル、その成立をさぐる」

   講師:趙 義成 東京外国語大学 准教授

 世界の文字の多くは自然発生的に作られ用いられてきています。しかし、朝鮮語を表記する文字・ハングルは人為的に作られた文字で、制作時期、制作意図、制作者などが明らかになっている珍しい文字です。最近は東京でもよく目にするようになったこの文字、○や□が並んで難しい記号のようにも見えますが、実はそんな味気ない文字ではありません。この文字の誕生秘話を知ると、朝鮮半島の文化が見えてくるのです。


 

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