第2回 10月15日(火)
「アルタイ諸言語:日本語に似た言語!? ―フィールドワークの現場から」

   講師:風間 伸次郎 東京外国語大学 教授

 アルタイ諸言語は、チュルク、モンゴル、ツングース、の3つのグループからなっています。それぞれのグループの中は、さらに10や20の言語に分かれています。私の夢はそれらの言語の話されている地域の全てに出かけて現地でその言葉に触れることです。今回の講演では、これまで私が訪れたところの写真等も多くお見せして、現地調査の状況を見ていただこうと思っています。アルタイ諸言語は、文法構造などが日本語とよく似ている、と言われています。さて本当に似ているといえるのか、起源的には果たして何らかの関連があるのか、まだまだわからないことは多く、一回一時間半のお話ではなかなかそこいらへんの問題まで詳しくお話しすることはできないとも思いますが、そんな言葉を話している人々がどこでどんな暮らしをしているのか、その一端に触れていただければ幸いです。
 

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