2009年度ペルシア語専攻授業案内  

モジュール時間割  

1学期  

授業題目モジュール・コード担当教員名曜日時限授業の内容・計画
文法IA,IB,ICPR091G1A-CX吉枝(A,B)
佐々木(C)

火2(A)
水2(B)
水1(C)
初級文法の習得。テキストは授業初回に配布する。
A,B,Cを3コマ同時履修のこと。
会話IA-IBPR091C1A-BXターヘリー火3(A)
金3(B)
初級会話。発音と平易な文章表現の練習を中心とする。A,Bは2コマ同時履修のこと。
会話IIIPR091C3XXターヘリー水2イラン文化に関する様々なトピックをとりあげながら、中級会話を学ぶ。
会話IVPR091C4XRターヘリー金2『王書』を題材として議論を行う中で、上級レベルの会話力をやしなう。
読解IJPR091R1JX八尾師木3ペルシア語テキストを正確に読み解く訓練を中心にすえ,同時に,内容に関する理解を高めることにも配慮して,「調べる」ことのノウハウを習得してもらうため,テキストの内容に関するさまざまな事柄に関する下調べを適宜おこなってもらう。
読解IKPR091R1KX吉枝金3平易な文章を多読し、現代ペルシア語の初級レベルの読解力を身につける。
読解IIIPR091R3XR北原月2現代ペルシア語の中級レベルの読解力を身につけることを目標とする。
読解IVPR091R4XR八尾師木1ペルシア語ネイティヴとのペルシア語による議論を行える能力の育成を基本的目標とする。
作文IPR091W1XX吉枝水1ペルシア語作文の基礎を学ぶ。平易な日本語をペルシア語で表現する訓練を行う。
作文IIIPR091W3XR佐々木木2ペルシア語の手紙文を書く練習をすることにより,中級程度のペルシア語力を養うことを目的とする。
聴解IPR091H1XX佐々木火2ペルシア語の耳に音を慣らし,日常的な会話表現の聞き取りができるようになることを目標とする。
毎回の授業で使う教材は,e-learning system に登録のうえ各自ダウンロードし、各自予習をしてから次回の授業に臨むこと。

2学期  

授業題目モジュール・コード担当教員名曜日時限授業の内容・計画
文法IIA,IIB,IICPR092G2A-CX吉枝(A,B)
佐々木(C)
火2(A)
水2(B)
水1(C)
初級文法の習得。テキストは授業初回に配布する。
A,B,Cを3コマ同時履修のこと。
会話IIA-IIBPR092C2A-BXターヘリー火3(A)
金3(B)
初級会話。発音と平易な文章表現の練習を中心とする。A,Bは2コマ同時履修のこと。
会話IIIPR092C3XXターヘリー火2イラン文化に関する様々なトピックをとりあげながら、中級会話を学ぶ。
会話IVPR092C4XRターヘリー火1『王書』を題材として議論を行う中で、上級レベルの会話力をやしなう。
読解IIJPR092R2JX八尾師木3中級ペルシア語文の読解能力の涵養。イランを特徴付ける様々なテーマに関するペルシア語文を読み、内容を正確に把握する訓練。
読解IIKPR092R2KX吉枝金3簡単な新聞記事を題材に,テキスト講読をおこなう。
読解IIIPR092R3XR北原月2現代ペルシア語の中級レベルの読解力を身につけることを目標とする。
読解IVPR092R4XR八尾師木1上級のペルシア語文読解能力の涵養。ペルシア語で書かれた論文、研究書などの内容を正確かつ的確に把握する能力の育成。ペルシア語で書かれたテキスト(論文、研究書など)の精読を行いながら、内容に関する詳細な検討を行う。
作文IIPR092W2XX佐々木水2ペルシア語による標準的な文章表現の応用を目標とする。
作文IVPR092W4XRターヘリー水2To increase the ability of writing in Persian. Writing formal and informal letter, report, articles. Read and analyzing samples of letters, articles and reports, and based on assigned and chosen subjects, students practice their writings.
聴解IIPR092H2XR佐々木火3標準的なペルシア語の音に耳を慣らし,ニュースを中心とした聞き取りができるようになることを目標とする。
毎回の授業で使う教材は,HPからダウンロードするか,前の週に渡されるCDを用いるなどして,各自予習をしてから次回の授業に臨むこと。

地域科目・専修科目  

*1学期 (※は2年次より聴講可)  

授業題目授業科目担当教員名曜日時限授業の内容・計画/履修上の注意
中東・イスラーム地域基礎 Ⅱ-①南・西アジア地域基礎II青山・新井・八尾師金1アラビア語、ペルシア語、トルコ語が主として用いられている中東・イスラーム地域をひとつの地域的まとまりとして捉えた上で、各言語圏の個別的特質に就いての認識を深める。それぞれの専攻語に所属する教員が順番に、当該言語圏に関する総体的情報を体系的に検討、教授する。中東・イスラーム地域も多様な内実を擁していることから、便宜的に、「アラブ地域」「トルコ地域」「イラン地域」に分けて、それぞれの地域の自然的・文化的・歴史的諸要素を総合的・体系的に検討する。特に、「アラブ人とは誰のことか」、「トルコ人とは誰のことか」、「イラン人とは誰のことか」といった基本的問題意識に沿って、当該地域に住まう人々とその社会の実像を把握することに焦点を当てる。出席することが重要な要件となる。
イランにおける国民国家の歴史と現在Iアジア地域研究III(講義)
南・西アジア地域社会論
八尾師金4イラン地域研究にとって、「イラン人」とは誰のことかを問うことは、最も初歩的な問いであると同時に、最も根本的な問いかけでもある。本授業では、多民族国家イランにおける国民統合の歴史的過程の分析を通じて、「イラン人」とは誰のことかを検討する。「イラン人とは誰のことか」という問題を、イラン国民を構成する諸民族の実態に関する分析と、イラン人自身による代表的な「イラン人アイデンティティ」論の検討を通じて考察する。そのために、当該問題に関するレポートを受講生より提出してもらい、それをたたき台として授業を組み立ててゆく予定。平常点を重視する。つまり、出席を成績評価の最重要基準として、その上で、普段の授業における積極的発言、議論への参加の度合いなどが判断材料となる。これに加えて、授業の進捗に応じて課せられるレポートの達成度も考慮される。平常点を重視するため、出席することが大前提である。そこで、全体の五分の一以上欠席した場合は、成績評価の対象から外す。やむを得ず欠席する場合は、その旨を予め、理由を添えて申し出ること。なお、時間厳守を旨としており、遅刻三回で欠席一回とみなすので要注意。
イランとイラン人アイデンティティIアジア地域研究III(演習)八尾師金5イラン人アイデンティティの今日的状況を考察する。国民国家イランにおける多民族的状況とその問題点を検討しながら、イラン人アイデンティティを巡る諸問題を検討する。受講者全員に、輪番制でテキスト(ペルシア語)に関する報告をしてもらい、それに基づいて議論を行う。当該演習は、単なるペルシア語の授業ではなく、「イラン地域研究」の基礎的方法論の習得をも念頭に置いている。従って、徹底して「調べる」という作業を実践してもらう。なお、本演習は、例年、9月上旬か中旬に卒論・卒研演習参加者と合同で、テヘラン合宿を予定している。演習に出席し参加することが大前提であり、その上で、割り当てられた報告の達成度、議論への積極的参加の度合い、貢献度などが基本的評価基準となる。イラン近現代史の大まかな流れを把握し、国民国家イランの形成過程の特質と問題点について自分なりの考えを用意しておくこと。卒論・卒研演習「イラン近現代の歴史と社会」を受講予定の者は、本演習を受講しておくことが望ましい。
近現代イラン地域における社会と文化Ⅰ卒業論文演習八尾師木5近現代イラン地域における社会と文化に関して、卒論・卒研の執筆・製作に取り組もうとする者を対象として開講し、必要な助言や支援を行う。卒論執筆者・卒研製作者の報告を受けて、受講者全員による議論・検討を軸に進める。イラン地域研究の立場から、具体的にはイラン地域の近現代における社会と文化をテーマに卒論・卒研の執筆・製作に取り組もうとする者を対象に、各人の執筆・作業過程における具体な指針、方向性などに関して、演習参加者全員で考え、検討する。輪番制で、参加者全員に執筆・製作予定の卒論・卒研Ⅱ関する報告をしてもらい、演習参加者全員でそれについて考えてゆく。こうした作業を通じて、プレゼンテーションの仕方を学んでもらうことも重要な課題のひとつとなる。平常点、具体的には卒論・卒研の執筆・製作に向けての日ごろの取り組み姿勢を基本的評価基準とする。
三年次、四年次において、アジア地域研究Ⅲ(演習)か(講義)を履修しておく(あるいは履修する)ことが望ましい。
※アジア文化論III(講義)アジア文化論III(講義)
南・西アジア地域文化論
北原月4中東地域の文化を、イラン・イスラーム世界の文化を軸に他地域文化圏の文化との関係史・文化交渉史の中で捉え、比較文化史・文化論の視座から理解を深める。中東イスラーム文化の中に見出だされる様々なモチーフや象徴、イメージの伝播と変容、文学や思想の異文化間における影響関係といった比較文化研究上の諸問題を、イラン・イスラーム文化の事例を中心に考察する。受講者の諸状況に応じて変更や調整を行う可能性はあるが、概ね以下の内容を、画像資料や映像資料、音声資料を活用して講義形式で進めていく。詳細は、第1回の講義の際に受講上の注意などと併せて説明する予定。1.クルアーンやハディース、シーア派、スーフィズムなどイスラーム文化の基礎事項に関する確認。2.中東世界の言語文化とモティーフの研究;預言者物語集とイスラーイーリーヤート、ユースフ(ヨセフ)物語(あるいは『ユースフとズライハー』)や『千夜一夜物語』などにみられる悪女譚の系譜と女性像、「悲しみのあとの喜び」の物語、ルーミーの『精神的マスナヴィー』に見られる説話モティーフ、といったテーマを、西洋世界や日本の文学も視野に入れて検証していく。3.中東イスラーム世界の文学・思想におけるシンボルとアレゴリーの研究;霊鳥や天馬など幾つかの具体的な事例をもとに考察する。出欠状況と授業参加状況、授業内に行うミニレポート、及び学期末レポートの成績を総合して評価する。講義は日本語で行い、資料等は日本語か英語を基本とするため、受講にあたりアラビア語やペルシア語の知識は必須ではない。なお、欠席は減点の対象となり、規定回数を超えた場合は単位を取得できないので、必ずきちんと出席すること。
イラン文学思想研究Iアジア文化論III(演習)藤井月5イスラーム期イランの文化的特徴を考察・理解するための研究方法を学ぶとともに、ペルシア語の文学・思想テクストの読解力をつけることを目標とする。ペルシア文化の特徴を、文学と思想とのかかわりに関わる論考の検討を通じて抽出するため、ペルシア語のテクスト(原典)とともに、欧米の研究書を精読する。イスラーム期イランの文化的特徴を、特に、スーフィズム(神秘主義)とのかかわりの中で考察する。ペルシア神秘主義分野で注目されるペルシア語テクストと、この分野に係わる最新の研究の動向を検討していく。ペルシア語の文学・思想テクストの内容を、学問史的意味合いを踏まえた上で理解するため、テクストの精読と平行して、研究書を検討する作業を進める。履修者は、授業時に、テクストの部分的翻訳の提出、研究論文の内容に関する発表等が課される。1.出席点、2.授業時での課題達成、3.期末レポート、の3つの範疇の総合評価とする。課題については、授業の流れに沿って、授業時に説明する。授業は、演習方式で、ペルシア語の読解力が必要となる。テクストと研究、双方に関して課題発表がもとめられる。
イラン文化と文学の諸相卒業論文演習藤井水1イスラーム期イランの文化に関わる分野で論文執筆の指導を行う。卒業論文を執筆するための準備と具体的な指導を、個々の事例に即して行う。1.自らの関心のある分野の選定を進める。2.対象に関する研究方法の妥当性の検討。3.資料面での検討を行う。資料面での可能性を検討する。4.資料との兼ね合い、さらに、研究の手法の点で、選択した主題に関して執筆可能であることが確認された後に、対象となる文献の検討を進める。5.履修者は、各自の課題に関して報告を行い、これに関して指導を行う。基本的に卒業論文の達成度を評価の対象とするが、卒論執筆に至るプロセスも重要視し、評価の対象とする。執筆対象については予め、ある程度、絞り込んでおくこと。
※イラン語史概説Iアジア言語研究III(講義)
南・西アジア地域言語論
吉枝火4古代イラン語期から現代に至るイラン語史の概説。イラン語派について,古代期・中期・近現代期の代表的な言語テキストに実際にふれつつ,古代期〜近現代期のイラン語史の流れを概観する。1学期は特に,原初期〜古代イラン語期を扱う予定。
ペルシア語学の諸問題Iアジア言語研究III(演習)吉枝火5現代ペルシア語文法研究。現代ペルシア語の,なお未解明である言語学上の諸問題について,代表的な文法書を比較検討しつつ考察をおこなう。1学期は特に,現代ペルシア語の音韻,形態論に関するトピックをとりあげる。
イラン及びイラン語圏の言語文化卒業論文演習吉枝金5イランおよびイラン語圏の言語文化に関わるテーマで,卒業論文,及び卒業研究を行う者を対象に論文・研究指導を行う。研究テーマを,履修者の関心に応じて決め,各自のテーマに沿って文献・資料を選定し,講読を行う。あわせて,論文執筆のための具体的な分析方法について検討し,適宜,発表,討論等を行う。卒業論文・卒業研究の内容および平常点により評価。やむを得ず欠席する場合は,必ず事前連絡を行うこと。
※ペルシア文学史アジア文学III(講義)
南・西アジア地域文化論
佐々木木4イスラーム期以降14世紀までのペルシア文学史をたどることにより、歴史の時間軸に沿って、イラン人が自身の誇り高い伝統として培ってきた「文学」を位置づけ把握することを目標とする。イラン史を概観しつつ、その歴史軸に沿う形で文化史を辿る授業。主として文化の中心的担い手としての文学作品や詩人に焦点を当てる。ガイダンス後、イスラーム前後のペルシア文化圏の文学作品を紹介しながら、時間軸に沿って王朝史、思想史、文化史を展開していく。民族英雄叙事詩とナショナリズム、頌詩と宮廷、物語文学と恋愛、説教文学と神秘主義思想、鑑文学と社会批評の関連を解説しながら、西暦14世紀頃までのペルシア文化圏の諸相を文学作品を通して概観する。出席率と授業への参加の度合い(40%)、学期末に課されるレポート(60%)で評価する。ただし、特別な理由もなく授業全体の3分の1以上を欠席した場合は、評価の対象としない。また、就職活動のため欠席せざるを得ない場合には、必ず証明書を提出すること。ペルシア語文学作品を随時紹介することもあるので、ペルシア語の文法基礎を終えていることがのぞましいが、相談に応じる。
ペルシア古典とイラン文化アジア文学III(演習)佐々木木5ペルシア古典文学作品を鑑賞することによって、現代イランを見つめなおし、ペルシア文化理解への糸口を探る。1学期はサアディーの『ゴレスターン』を講読する予定である。ペルシア古典詩の読み方を講義しつつ,出席者が音読・和訳を担当し,出席者全員で意見交換しながら授業を進める。
ペルシア文学と現代イラン卒業論文演習佐々木火5ペルシア文学・ペルシア文化の分野で卒論執筆を希望する学生が,論考をまとめる準備をする。論文執筆に際し,資料の蒐集力や読解力を高め,問題の所在を明らかにし,議論を発展させる道筋をつけることを目標とする。
※Classical Persian Poetry (Roba'yat)アジア文化論III(講義)
南・西アジア地域文化論
ターヘリー水4This course will introduce students to one of the most celebrated Persian poet, Khayyam, through his Roba'yat). Reading selections of Khayyam's Poetry, discussing the meaning and poems and Khayyam's viewpoints philosophy. A selection of four Roba'is will be read in each session followed by discussions and explanations. Students should re-write whatever they understand from the class discussion as well and their opinion as their weekly assignments and present it in the next class.
※Persian Modern Poetryアジア言語研究III(講義)
南・西アジア地域言語論
ターヘリー水3To introduce students to Persian Modern Poetry. Reading selections from Frough Farrokhzad poems. A selected poem will be read, discussed and analyzed in each session and students should write their understanding from the poem as their weekly assignment and present it in the next class.
ペルシア語記事翻訳2009アジア言語研究Ⅲ(講義)
南・西アジア地域言語論
斎藤水4イランの新聞記事の読解及び翻訳を通じて、ペルシア語読解能力の向上を図ると同時に、現代イランの政治・社会・文化について学ぶ。また日本語表現能力の上達も目指す。毎週担当者を割り振って、最新のペルシア語新聞記事を読み、翻訳する。担当者は授業までに訳文を用意し、授業ではその検討を行う。間近に控えた2009年イラン大統領選挙関連の記事を中心に読み、翻訳します。読む記事はメールなどを通じて、その都度指定します。翻訳された記事は「日本語で読む中東メディア」(http://www.tufs.ac.jp/common/prmeis/)にアップして、世間一般に公表します。7月末までに、授業で読解・翻訳する記事とは別に、当方が指定する6つ以上の記事を翻訳・提出していただきます。提出された翻訳の質や授業への出席回数、授業への参加姿勢などによっては、指定する記事の数が増えることもあります。これらを総合的に判断して、成績判断を行います。なお、テストは行いません。大統領選挙関連の記事を中心に読んでいきますので、前もって最新のイラン動向について、「日本語で読む中東メディア」などでチェックすることが必要です。同サイトには、「第10期イラン大統領選」という特集ジャンルが設けられています。また、記事にはいろいろな団体や政党、人物が登場すると思いますが、それらについても「日本語で読む中東メディア」の過去記事やウィキペディア英語版などで事前に調べておくことが重要です。

** 2学期 (※は2年次より聴講可)  

授業題目授業科目担当教員名曜日時限授業の内容・計画/履修上の注意
中東・イスラーム地域基礎II南・西アジア地域基礎II青山・新井・八尾師金1アラビア語、ペルシア語、トルコ語が主として用いられている中東・イスラーム地域をひとつの地域的まとまりとして捉えた上で、各言語圏の個別的特質に就いての認識を深める。それぞれの専攻語に所属する教員が順番に、当該言語圏に関する総体的情報を体系的に検討、教授する。中東・イスラーム地域も多様な内実を擁していることから、便宜的に、「アラブ地域」「トルコ地域」「イラン地域」に分けて、それぞれの地域の自然的・文化的・歴史的諸要素を総合的・体系的に検討する。特に、「アラブ人とは誰のことか」、「トルコ人とは誰のことか」、「イラン人とは誰のことか」といった基本的問題意識に沿って、当該地域に住まう人々とその社会の実像を把握することに焦点を当てる。出席することが重要な要件となる。
イランにおける国民国家の歴史と現在IIアジア地域研究III(講義)
南・西アジア地域社会論
八尾師金4イラン地域研究にとって、「イラン人」とは誰のことかを問うことは、最も初歩的な問いであると同時に、最も根本的な問いかけでもある。本授業では、多民族国家イランにおける国民統合の歴史的過程の分析を通じて、「イラン人」とは誰のことかを検討する。多民族国家でもある国民国家イランにおける「イラン人」とは誰のことか、という問題を歴史的に考察する。「イラン人とは誰のことか」という問題を、イラン国民を構成する諸民族の実態に関する分析と、イラン人自身による代表的な「イラン人アイデンティティ」論の検討を通じて考察する。そのために、当該問題に関するレポートを受講生より提出してもらい、それをたたき台として授業を組み立ててゆく予定。平常点を重視する。つまり、出席を成績評価の最重要基準として、その上で、普段の授業における積極的発言、議論への参加の度合いなどが判断材料となる。これに加えて、授業の進捗に応じて課せられるレポートの達成度も考慮される。平常点を重視するため、出席することが大前提である。そこで、全体の五分の一以上欠席した場合は、成績評価の対象から外す。やむを得ず欠席する場合は、その旨を予め、理由を添えて申し出ること。なお、時間厳守を旨としており、遅刻二回で欠席一回とみなすので要注意。
イランとイラン人アイデンティティIIアジア地域研究III(演習)八尾師金5イラン人アイデンティティの今日的状況を考察する。国民国家イランにおける多民族的状況とその問題点を検討しながら、イラン人アイデンティティを巡る諸問題を検討する。受講者全員に、輪番制でテキスト(ペルシア語)に関する報告をしてもらい、それに基づいて議論を行う。当該演習は、単なるペルシア語の授業ではなく、「イラン地域研究」の基礎的方法論の習得をも念頭に置いている。従って、徹底して「調べる」という作業を実践してもらう。なお、本演習は、例年、9月上旬か中旬に卒論・卒研演習参加者と合同で、テヘラン合宿を予定している。演習に出席し参加することが大前提であり、その上で、割り当てられた報告の達成度、議論への積極的参加の度合い、貢献度などが基本的評価基準となる。イラン近現代史の大まかな流れを把握し、国民国家イランの形成過程の特質と問題点について自分なりの考えを用意しておくこと。卒論・卒研演習「イラン近現代の歴史と社会」を受講予定の者は、本演習を受講しておくこと。
近現代イラン地域における社会と文化II卒業論文演習八尾師木5近現代イラン地域における社会と文化に関して、卒論・卒研の執筆・製作に取り組もうとする者を対象として開講し、必要な助言や支援を行う。卒論執筆者・卒研製作者の報告を受けて、受講者全員による議論・検討を軸に進める。イラン地域研究の立場から、具体的にはイラン地域の近現代における社会と文化をテーマに卒論・卒研の執筆・製作に取り組もうとする者を対象に、各人の執筆・作業過程における具体な指針、方向性などに関して、演習参加者全員で考え、検討する。輪番制で、参加者全員に執筆・製作予定の卒論・卒研Ⅱ関する報告をしてもらい、演習参加者全員でそれについて考えてゆく。こうした作業を通じて、プレゼンテーションの仕方を学んでもらうことも重要な課題のひとつとなる。平常点、具体的には卒論・卒研の執筆・製作に向けての日ごろの取り組み姿勢を基本的評価基準とする。三年次、四年次において、アジア地域研究Ⅲ(演習)か(講義)を履修しておく(あるいは履修する)ことガ望ましい。
※イラン文化研究IIアジア文化論III(講義)
南・西アジア地域文化論
北原月4中東地域の文化を、イラン・イスラーム世界の文化を軸に他地域文化圏の文化との関係史・文化交渉史の中で捉え、比較文化史・文化論の視座から理解を深める。中東イスラーム世界の比較文化に関する事例研究の一つとして、主にイランと西洋世界(特にフランス)、及びイランと東アジア(日本)の関係史・文化交渉史を考察していく。以下の内容で画像資料や映像資料も適宜活用して講義形式で進めていく。1.日本とイランの比較文化史;イランからみた日本、吉田正春使節団と『回彊探検 波斯之旅』、文学や映像にみる日本とイランの文化交渉史などを検証し、今後の日本とイランの関係のあり方を考える。2.西洋世界とイランの比較文化史;シャルダン、ゴビノーなど主にフランスのオリエンタリストのイラン観と、それらに対するイラン知識人の反応などを個々の事例に即して検証し、オリエンタリズムについて再考する。出欠状況と授業参加状況、授業内に行うミニレポート、及び学期末レポートの成績を総合して評価する。講義は日本語で行い、資料等は日本語か英語を基本とするため、受講にあたりペルシア語やフランス語の知識は必須ではない。なお、欠席は減点の対象となり、規定回数を超えた場合は単位を取得できないので、必ずきちんと出席すること。
イラン文学思想研究IIアジア文化論III(演習)藤井月5ペルシア語で執筆された多様なテクストを読みこなす学力の涵養を目標とする。
イラン文化の諸問題卒業論文演習藤井水1イラン文化に関わる主題で卒業論文を執筆する者に論文執筆の指導を行う。
※イラン語史概説IIアジア言語研究III(講義)
南・西アジア地域言語論
吉枝火4古代イラン語期から現代に至るイラン語史の概説。イラン語派について,古代期・中期・近現代期の代表的な言語テキストに実際にふれつつ,古代期〜近現代期のイラン語史の流れを概観する。2学期は中期〜現代イラン語期を扱う予定。
ペルシア語学の諸問題Iアジア言語研究III(演習)吉枝火5現代ペルシア語文法研究。現代ペルシア語の,なお未解明である言語学上の諸問題について,代表的な文法書を比較検討しつつ考察をおこなう。2学期は,現代ペルシア語の統語論,語用論上の問題をとりあげる。また,特に受講者が興味をもっているテーマがあれば,それに関しての考察も行う。
イラン及びイラン語圏の言語文化卒業論文演習吉枝金5イランおよびイラン語圏の言語文化に関わるテーマで,卒業論文,及び卒業研究を行う者を対象に論文・研究指導を行う。文献の探し方,論文執筆のための具体的な方法について指示しながら,各自の研究テーマに従って,基本文献講読,発表,討論等を行う。
※中世イスラーム世界の作品に触れるアジア文学III(講義)
南・西アジア地域文化論
佐々木木4中世のイスラーム世界のうちでも、独創的で独特の文化をもつイラン世界に生きた詩人たちの作品を中心に鑑賞することを目標とする。ペルシア詩人たちの作品を中心に紹介、鑑賞する。ペルシア語テキストのみならず各国語訳も用い、作品に込められた詩人のメッセージを受け取る授業。今年度は、オマル・ハイヤームの『ルバイヤート』、アッタールの『鳥の言葉』『神の書』、サアディーの『ゴレスターン』を取り上げる予定である。出席率と授業への参加の度合い(30%)、課題(30%)、学期末に課されるレポート(40%)で評価する。ただし、特別な理由もなく授業全体の3分の1以上を欠席した場合は、評価の対象としない。また、就職活動のため欠席せざるを得ない場合には、必ず証明書を提出すること。ペルシア語既習者であることが望ましいが、可能な限り和訳・英訳等を用いるため、受講希望者の相談に応じる。
ペルシア古典と現代イランにみる女性像アジア文学III(演習)佐々木木5ペルシア文学(詩、小説、物語等)を中心とした表象文化に描かれるさまざまな女性像に触れ、それらを通して現代イラン女性をとりまく諸問題等について考察する。文学作品の講読(ときには芸術鑑賞等)を通し、ペルシア文化の伝統的な女性像とその役割、さらには現代イラン女性が直面する社会問題等について考察し、意見交換をおこなう。女性が主人公として描かれている古典作品や現代小説を中心に読解、鑑賞する。
ペルシア文学と現代イラン卒業論文演習佐々木火5ペルシア文学・ペルシア文化の分野で卒論執筆を希望する学生が,論考をまとめる準備をする。論文執筆に際し,資料の蒐集力や読解力を高め,問題の所在を明らかにし,議論を発展させる道筋をつけることを目標とする。
※Classical Persian Poetryアジア文化論III(講義)
南・西アジア地域文化論
ターヘリー水4This course will introduce students to one of the most celebrated Persian poet, Khayyam, through his Roba'yat). Reading selections of Khayyam's Poetry, discussing the meaning and poems and Khayyam's viewpoints philosophy. A selection of four Roba'will be read in each session followed by discussions and explanations. Students should re-write whatever they understand from the class discussion as well and their opinion as their weekly assignments and present it in the next class.
※Persian Modern Poetryアジア言語研究III(講義)
南・西アジア地域言語論
ターヘリー水3To introduce students to Persian Modern Poetry. Reading selections from Sohrab Sepehri's poems. Selected poems will be read, discussed and analyzed in each session and students should write their understanding from the poem as their weekly assignment and present it in the next class.
ペルシア語記事翻訳アジア言語研究III(講義)
南・西アジア地域言語論
前田水4ペルシア語新聞記事の読解・翻訳に必要なペルシア語文法・構文と時事用語を学ぶ。併せて、記事の背景となるイランの歴史文化、政治体制に関わる事項の調べ方を習得する。毎週、担当者の下訳に基づいて一記事を講読し、訳を「日本語で読む中東メディア」HPにアップロードする。なお、履修者は、原則として上記HP翻訳プロジェクトに参加すること。インターネットの使用と添付ファイルの送受信が可能な環境にあること。あらかじめ、「日本語で読む中東メディア」(中東イスラーム研究教育プロジェクト)HPを見ておくこと。http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/news_j.html

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Last-modified: Thu, 14 May 2009 05:36:17 GMT (3720d)