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卒業生のみなさまへ               
                         



2012年度、東外大は大きく変わりました。外国語学部はなくなり、国際社会学部と言語文化学部のふたつに改編されました。その大きな変化の中で、「アラビア語」も大きく変わりました。先の改編ではアラビア語学科であったものが、「専攻語」としてのアラビア語に変わりましたが、今回は「地域言語」としてのアラビア語になりました。

組織の改編や名称の変化はさておき、最大の変化は学生の数が倍増したことです。今年は両学部を合わせて、32名の学生が入学し、今、アラビア語の初歩と格闘しています。30名を超す学生の並ぶ教室というのは、「アラビア語学科」誕生以降の歴史で初めてで、世界におけるアラビア語の重要性と比べてあまりにも小さかった外語大での「アラビア語」の存在感がようやく少しだけ是正されたという感じです。

残念ながら、専任の教員の数は増えてはおりませんが、非常勤の先生方に応援をお願いし、授業の数は大幅に増加しています。会話など小規模のクラスが求められる授業では、2クラスに分けて授業が行われます。また旧・副専攻語(一般外国語)としてアラビア語を学ぶ学生も着実に増え、なかには専攻の学生よりできるようになる、うれしい(困った?)例も出るようになりました。

またここ数年、本学の本郷サテライトにおいて、一般向けのアラビア語のコースを開講しています。このオープンアカデミーでは、本学の非常勤講師が指導にあたり、初級および初中級のアラビア語を教えています。もしみなさんの周りにアラビア語に関心のある方がいらっしゃれば、ぜひご紹介ください。
(2012年5月記)





みなさまのなかには震災の被害を受けられた方はいらっしゃいますでしょうか。被災地の一日も早い復興を心より祈っております。
幸いなことにアラビア語専攻に関しては、スタッフおよび在学生のなかにはとくに甚大な被害を受けた者はいない模様です。

卒業式、入学式ともに、例年とは異なり、学内のプロメテウスホールで二部制にして、規模を縮小して行われましたが、教員と学生の距離が小さくなり、かえってよかったという声もありました。

アラビア語専攻ではこの4月、新しいスタッフを迎えました。6年間アラビア語教育に力を尽くしてくださったハナーン先生が任期を終えて帰国され、その後任として同じくカイロ大学のイハーブ先生が着任されました。

ペルシャ語およびトルコ語専攻といっしょに運営している「日本語で読む中東メディア」というサイトはご存知でしょうか。メディアでも取りあげられ、関心を集めております。トップページにリンクが張ってありますので、よろしければ後輩たちが頑張っている様子を見てやってください。(2011年4月記)


今年も新しいメンバーを迎えました。初々しい1年生が15人、現在、なんとかアラビア文字を制覇し、複雑な文法の世界に足を踏み入れたところです。最近は一般入試で入ってくる学生の背景も多様化・国際化してきました。さらにアラブ世界からの留学生も以前より増え、大学にいながらにして、国境線をまたいでしまうかのようです。

4年生は就職活動に励んでいます。去年の4年生とは大違いに厳しい状況での活動となりました。卒業生の皆様には、お話を聞きに伺ったり、相談に乗っていただいたりと、すでにお力添えいただいている様子。心より御礼申し上げます。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

学生にとって有益な情報などありましたら、ぜひトップページ下に記したアドレスまで、お知らせください。HPに掲載させていただきます。また「卒業生からのメッセージ」にも文章を頂ければ幸いです。(2009年4月記)




藤田先生の後任として、4月1日に青山弘之准教授が着任しました。アラビア語専攻は、八木、ラトクリフ、青山+特任外国人教員の4人の体制で今後やっていくことになりました。

4月9日、入学式が行われ、アラビア語専攻でも新しいメンバーを迎え入れました。全17人中、10人が男子学生で、3〜4年ぶりに「西ヶ原時代」を思い出させる状況です。まだ見慣れぬアラビア文字と、驚くような文法に悪戦苦闘していますが、すぐに慣れることでしょう。いろいろな場でみなさまにお世話になることもあるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。(2008年4月記)




トップページに「最終講義および送別会」のご案内を載せておりますが、この3月をもちまして、長年本学アラビア語学科、現アラビア語専攻で教鞭をとられた藤田進先生が定年を迎えられ、退職なさいます。

1974年に助手として着任されて以来、これまでたくさんの学生を指導してこられました。これを読んでくださっている方の中には、まだ若かったころの「兄貴」のような藤田先生にアラビア語の手ほどきを受けた方もいらっしゃるのではないかと思います。

21日は平日ということもあり、なかなか時間をとるのが難しいかもしれませんが、藤田先生の講義を外語大で聞くことのできる最後の機会です。どうぞ、万障お繰り合わせの上、ぜひご参加ください。その後の送別会だけのご参加でも、もちろん結構です。

学生たちが名乗り出て、今、準備を進めている最中です。在学生ともども、大勢の皆様のお越しをお待ちしております。(2008年2月記)




4年生の就職活動がほとんど終わりました。今年はかなり状況がよくなり、多くの学生が希望をかなえることができたようです。みなさまにはいろいろとご支援いただき、ありがとうございました。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

外語祭まであと1ヶ月ほどとなり、1年生は料理店、2年生は語劇の準備に励んでいます。先日、学内の留学生を中心にラマダン明けのパーティ(イードゥル・フィトゥル)が開かれたのですが、1年生は料理の練習のよい機会を得たようです。語劇は21日14時40分から行われます。平日ですが、もしご都合が会えばぜひ後輩たちの練習の成果を見てください。

外語祭開催中、23日に高校生を対象にしたオープンキャンパスが開かれます。その際、体験授業を行いますが、今年は藤田さんが担当です。周りにアラビア語の受験を考えている方がいらっしゃいましたら、ぜひ参加するようお勧めください。

なお、藤田さんは今年が最後の年で、3月で定年を迎えられます。藤田さんのいる外語を訪れる数少ないチャンスです。卒業後、足が遠のいていた方も、今年はぜひ、外語祭においでください。(2007年10月記)



今年も17名の新しいメンバーがアラビア語専攻に加わりました。新歓コンパ、新入生オリエンテーション旅行を終え、すでにアラビア語専攻のメンバーとして、すっかり馴染んでいます。


来春卒業する予定の4年生の就職活動が終わろうとしています。さまざまな形で、卒業生の皆様にはお世話になりました。卒業後の進路については、なかなか教員の限られた知識では適切なアドバイスができないことが少なくありません。どうぞ今後とも、後輩の学生にとって迷うことの多い、この決断の時期にアドバイス、そしてできるだけのご支援をお願いいたします。

アラビア語専攻の新しいHPでは「卒業生からのメッセージ」というページを設け、みなさんから後輩へのメッセージを掲載しています。今のところ、こちらから連絡できる方にお願いして書いていただいたものを掲載、あるいは「外語大ニュース」に掲載されたものを(了承をいただいた上で)こちらにも載せいます。ですが、これからはできるだけ多くの方の文章を紹介したいと思います。お忙しいこととは思いますが、よろしければ、こちらへメッセージをお寄せください。お待ちしております。


在学生へのメッセージだけでなく、他にも卒業生としてこのHPに載せてほしいという情報がありましたら、ご連絡ください。対応が遅くなること、ご希望にすぐに添えないことがあるかとは思いますが、よろしくお願いいたします。
                                                                                                                            (2007年6月)