東京外国語大学アラビア語専攻

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アラビア語学習書〜会話

ポピュラーなアラビア語学習書をリストアップしたものです



【フスハー(正則語)の学習書】
 

CDエクスプレス アラビア語
奴田原睦明、岡真理
白水社

1989年に発行されたものですが、新たにCDを添付。会話は全部で20課あり、シーンごとの表現を学びながら基本的な文法事項に触れるようになっています。

とてもコンパクトにまとまっているので、必要な単語を拾いながら会話を学ぶのには適しています。アラビア的なコテコテの表現が少なく、説明が少ないため文法事項を習得していなければ構文を理解するのも難しいですが、それを気にしなければ結構使えます。「文法説明が詳しすぎるのは嫌だ」という人にとっては、逆に楽で良いかもしれません。

【目安】

様々なシーンを一通り学びたい人向け。


こうすれば話せる CDアラビア語
奴田原睦明、榮谷温子
朝日出版社


2003年に発売されたアラビア語会話学習本。アラビア語テキストと日本語訳を対照しながら学ぶだけではなく、必要な基本表現なども多数覚えられるようになっています。漫画やイラスト、アラブ世界の紹介など、読み物として楽しめる部分も用意されています。

付属CDの吹き込み担当者はエジプト人ですが、女子留学生を中心に読み間違いをしているのが気になりました。子音の発音が「dh」から「d」に変わってしまうなど、エジプト方言にしばしば見られる現象が起こっています。こうしたことを既に知っている人にはあまり気になりませんが、そうでないひとは、多少注意をしながら聴く必要がありそうです。

【目安】

アラビア語にある程度触れた時点で使い始めると効果的なのでは。


250語でできるアラビア語会話
黒田寿郎、レイラ井上
白水社

「少ない単語数でアラビア語を会話をしてしまおう」というコンセプトの会話本。挨拶、旅行、診察といったアラブ世界への渡航に必要な表現は全て収録されています。

250語という割には会話の文が意外と難しく感じられ るかもしれませんが、他の会話本にあまり出てこない表現が載っていることもあるので、「こんな時何というのかな?」と感じた際に参照するという用途にも使うことが出来ます。

【目安】

語彙が少ない時期に必要な表現を覚えたい方向け。


はじめてのアラビア語
佐川年秀
明日香出版社

マルチ・リンガル・ライターとして活動する佐川氏が、旅行で使える表現を一通り紹介している学習本。CDつきで、朗読はゆっくりで聴き取りやすくリスニングの練習をするには便利です。

例文のアラビア語文にはカタカナの読み仮名がついていますが、母音記号は文法説明のページ以外は一切ついていません。アラビア語はフスハーですが、エジプト方言の紹介ページもあります。

カバーには質問券がついており、これを使うと著者に質問をすることができるというサービスもあるようです。


【フスハー(口語・方言)の学習書】


CDエクスプレス エジプト・アラビア語
西尾哲夫、師岡カリーマ・エルサムニー
白水社

1997年という比較的最近に発刊されたエジプト方言学習本で、CDが付けられています。『CDエクスプレス アラビア語』と構成は同じですが、単語の意味や表現の解説はこちらの方が読みやすい気がします。


3日でおぼえるアラビア語
小池百合子
学生社

1983年に発刊されたエジプト方言の会話指南本。カイロに留学していた著者が身に付けたエジプト方言を、短期間で覚えられるようにとまとめたものです。

“3日で”とありますが、実際にはアラビア語を全く知らない人がこれだけの期間で覚えることは無理だと思います。ただし「3日という日数でこれだけの分量を暗記するのだ」というプレッシャーを自分にかけるという用途にはもってこいと言えるかもしれません。


 

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