第6代校長 長屋順耳 Nagaya Jyunji
■在任期間:1919年4月15日-1932年8月4日(転任)
■生没年:1874(明治7)年2月3日-1951(昭和26)年8月19日
■専門:教育者、正三位勲一等
■出身:岐阜県
■経歴:東京帝國大学英文科卒業。第四高等学校・高等師範学校教授、文部省督学官を経て、東京外國語學校長に就任。
■年限延長について
「此問題は内容の充実が根蔕であり、実力の増進が目的であつて、外形資格には全然関係がない。三年の修学では各種の語学に於て皆社会が期待して居る丈の力を備ふるに不十分である」『校友会雑誌』(大正9年3月18日所収)
■『東京外国語学校沿革』 統廃合に言及
1885年東京外国語學校は、東京商業学校(現一橋大学)に統廃合されました。合併後の校舎は外語の跡地が利用された為、外語関係者の廃校に対する不満は非常に高く、1932年『東京外国語学校沿革』が編纂された際に、長屋順耳校長は「庇(ひさし)を貸して主家を取られた…」と当時を振り返りました。