第3代校長 高楠順次郎 Takakusu Jyunjiro
■在任期間:1900年11月20日-1908年7月27日(兼任を任免)
※東京帝国大学文科大学教授との兼任
■生没年:1866(慶応2)年5月‐1945(昭和20)年
■専門:仏教学者、正三位勲二等、文学博士、帝國學士院會員
■出身:広島
■経歴:西本願寺立京都普通学校卒業、1890年渡欧しオックスフォード大学卒業後、ドイツ・フランスに留学。1897年に帰国。東京帝国大学教授を経て、東京外國語學校長を兼務。
中央商業学校,武蔵野女子学院を創設。
■日露戦争に協力し叙勲
日露戦争勃発直前の1904年1月はじめ、陸海軍からの韓語通訳派遣の要請を皮切りに、東京外国語学校は通訳養成を通じて日露戦争に関わってゆく。当時、高楠校長はこの要請に応じ、文部省の許可を得て、露・清・韓語学科の卒業試験の繰り上げ実施、夏季休暇を廃した特別講習の実施した。戦後、戦争への協力を理由に、露語科教員の鈴木於菟平、八杉貞利らとともに叙勲。