初代校長 神田乃武
■在任期間:1899年4月21日-1900年4月7日(転任)
※1899年4月5日より校長心得就任
■生没年:1857年(安政4)2月27日-1923年(大正12)12月30日
■専門:英語学者、貴族院議員、東京高等商業学校名誉教授、従三位勲二等男爵
■出身:江戸築地小田原町(東京)
■経歴:幕臣松井永世の子として生まれ、元老院議官神田孝平の養子となる。明治 4年森有礼にしたがいアメリカに留学。アマースト大学卒業。大学,高等商業の教 授を経て、東京外國語學校初代校長に就任。
■校章デザインの制作
「語學校が未だ高等商業学校の附属であつた頃私が主事をして居つた時分の事さ、偶々職員間に徽章制定の議が持ち上つたので私は是非とも語學校の特色を発揮したものを選定して見たいと色々考へ込んだ末、不図ホーマー(Homer)の詩集中に『羽の生えたる』といふ文句あるのを想ひ出し、此羽といふのを土台として種々工夫を試み遂に今日の徽章を選定するに至つたのである」 『校友会雑誌』(明治45年3月31日所収)