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東京外国語大学のキャンパスの変遷

板橋区上石神井 (1946年6月1日-1949年4月13日)

■所在地:板橋区上石神井1丁目216番地

■敷地面積:604.000坪

■特徴:智山中学校校舎一部
■所在地:板橋区上石神井1丁目79番地

■敷地面積:622.500坪

■特徴:東京工業専門学校の元電波兵器技術専修学校
■概要
 空襲により校舎を失った東京外事専門學校は、上野の東京美術学校(現、東京美術大学美術学部)の校舎の一部を間借し、授業が再開します。外語はこの上野において終戦を迎えます。
 1946年、板橋区上石神井の智山中学校の校舎の一部とそこから300m程離れた東京工業専門学校の元電波兵器技術専修学校の木造校舎を借用することが決まると、6月1日に216番地校舎に、8月1日に79番地への移転が実施され、9月より授業が再開されました。
 この仮校舎もまた「窓ガラスの代りに障子紙を貼った教室で、その障子紙も学生たちがチリ紙にしてしまうため、風が吹き込み放題だったし、ロシヤ語の授業を受けていると、ほかの教室のドイツ語や中国語が賑やかにきこえてくるという国際的、文化的環境」ありました(原卓也「広い!西ヶ原」『東外大ニュース』No.105)。
 1947年には79番地校舎に平屋18教室の仮校舎が増築され、物資の乏しい時代の中にあっても教育環境の改善が試みられました。

東京外国語大学大学文書館

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