某Xで、大谷翔平選手が抱えているKooikerhondjeが話題になっています。
日本語では、コーイケルホンディエ、短縮してコイケルというので定着しているようです。
元綴りには、jeという、オランダ語の指小接尾辞が付いているのですが、それを説明する動画を色々と見てみました。
https://www.youtube.com/watch?v=jTo31XqnhEk
https://www.youtube.com/watch?v=1e-IHWg80eo
https://www.youtube.com/watch?v=XdbuRtt-fJ0
どれも、言語学的な視点ではなく、母語話者視点(学校教育での規範文法も含む)で語っています。
結論から言うと、hondjeは、hond「犬」の指小形で、「子犬」ぐらいの意味でしょうか。
綴りとしては、jeが加わっているだけですが、その前のdは無声化して、hondjeは、ホンチェとなるようですね。
koning「王」の場合は、綴りも変えて「koninkje」とするようです。文字を変えるか変えないかというのは正書法上の問題ですね。
ということで、オランダ語に一番近いカタカナ化は、コーイケルホンチェでしょうかね。でも、英語などを経由しているとどうなるのかわかりません。