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よしなしごと4題

1.
30年近く使ってきた抗うつ剤、アモキサンが去る2月で製造中止になるということで、主治医が、代替の薬を1月に提案してきました。

アモキサピン製剤における "発がん性の可能性がある物質"の検出について
https://www.tobu.saiseikai.or.jp/news_b/32201/

トリンテリックス錠10mgの基本情報
https://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/drugdic/prd/11/1179060F1028.html

古い三環系のアモキサンから、新しいS-RIMのトリンテリックスに変更になったのですから、いろいろ「良くなって」当たり前ですよね。

効用書きには書いてありませんんが、以前はカフェインに敏感で、午後3時以降にカフェインを摂取すると眠れなくなったりしたのですが、今はちょっと位遅くに日本茶などを飲んでも、眠れないということは無くなりました。

このことを家人に言ったら、「いや、痩せて体調が良くなったからでしょう?」と、精神科薬に対する懐疑心大爆発で、まるっと否定されました。


2.
先日、とあるラジオ番組で、UNOの話になっていて、「UNOを発明した人って天才だよね」って言っていました。ということは、そこにいた人たちは、トランプを使って、ページワン、キャッツアイ、ドボンを遊んだことは無いってことなんでしょうね。

キャッツアイとハイパーウノ
https://www.melvic.info/?p=1951

ドボン(ウィキペディア)
https://ja.wikipedia.org/wiki/ドボン
http://bit.ly/3mrqIFN (短縮URL)


3.
先日とあるラジオ番組で、女性でスケートボードを扱う選手のことを、ガールズ・スケーターと言っていました。

以前、学術的な文脈で、男性であるアイドルのことをメンズ・アイドルと書いている人たちがいて、それを批判したことがあるのですが、研究者と、そうでない人とでは違いますね。

一般人が、英語圏で使わない和製英語表現を使うことは、批判する必要はなく、むしろ「なぜそういう表現になるのか?」を考えた方がいいでしょう。

ただ、メンズ・アイドルとガールズ・スケーターに共通しているのは、どうやら「ズ」が同格(apposition)を表わすものとして使われていて、その用法は英語の'sには無いという点です。


4.
和製英語ならぬ、和製欧語の話です。和製のカタカナ語を作るときに、英語は英語のみで、フランス語はフランス語のみで使わなければいけないという意識はおそらく無い人が結構いて、混ぜて使うようなのです。

カウンター・デセール
https://more.hpplus.jp/influencers/blg/inui/l-news/69223/1/

と呼ばれるものがあるらしく、これは、カウンター・デザートにはしたくない理由が何かあったのでしょうね。

ゴースト・パティスリー
https://hanako.tokyo/food/358484/

も、全部英語で、あるいは全部フランス語では表現しにくかったのでしょうね。

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2023年3月 4日 21:54に投稿されたエントリーのページです。

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