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あゝ和姦違い

「和姦」という用語の意味を、
思春期からつい最近まで、独自の意味で
解釈していました。

ネット上の辞書によると:
https://www.weblio.jp/content/和姦
https://bit.ly/3GizOKV (上のURLがクリッカブルでない場合用の短縮URL)

相方合意の上での姦通。⇔強姦

で、「姦通」は:

道徳や法にそむいた関係を持つこと。特に、既婚者が、配偶者以外の異性と肉体関係をもつこと。不義。密通。

ツッコミどころ満載ですが。

ウィキペディア(2022.5.26閲覧)は:

和姦(わかん)とは、双方の合意に基づいて行う性行為(姦通)、場合によっては拡大解釈されて双方同意の上で性交または性交渉を行うこと一般を指す。英語ではConsensual Sexual Intercourseという訳語が当てられる事が多い。同性間及び異性間問わず使われる言葉。オーラルセックスなど、性交渉全般での双方の合意に基づくものも含まれる。 厳密には、過去には婚姻者以外の合意のある性行為を指し、姦通罪の撤廃した現在では信頼のある特定のパートナーとの強制性のない性行為を除くと考えるのが妥当と考えられる。また、婚姻関係があっても強制性があれば和姦でもなく強姦となる場合がある。 同意のある不適切な関係性での性行為=Sexual activity with an inappropriate relationship with consent

「婚外の」とか、「異性間」という前提条件は薄らいでいますね。

もとい。私の個人語では、ちょっとずれた意味で
脳内に張り付いていました。

理由は、ローティーンの頃に読んだ『えっちな本』だったかに、
「強姦も、かくかくしかじかの条件があれば和姦になる」という
ことが書かれており、例えば、異性間で、「女性が腰を動かしたり、
尻の下にハンカチを敷いたりすれば和姦になる」
などと書かれていたというものです。

この定義は、上のウェブ辞書や、ウィキペディアの記述とは異なり、
「強姦しようとしても、相手女性が同意したと、男が推測できる
動作をすれば和姦になる」
という意味だとずっと思っていたのでした。
大した勘違いですね。

「同意のある姦通」
あるいは
「同意のある性行為」
とはずれた意味で覚えていました。
ともあれ、実際にその語を使う場面というのもそうそう
ありませんでしたから、大層な恥は晒さずに済んできました。

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2022年5月26日 15:32に投稿されたエントリーのページです。

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