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死語考

先日友人から指摘されて
気がついたのですが、

「死語」の意味が、言語学「界」で使われる意味と、
一般に使われる意味とで、違ってきています。

言語学「界」: 話者がいなくなった言語。ラテン語、サンスクリット等。
一般:過去に使われた単語あるいはそれより大きい単位
   あるいはそれより小さい単位で、
   今でも使う人がいるかもしれないけれども、古臭く、恥ずかしいので
   使わない方がいいと思われるもの。

そもそも「○語」というのが、日本語では、wordの意味で
使われることと、languageの意味で使われることがあるのも、
混乱の原因の一つです。

ってか、「よろしこ」とか、「まいうー」とか、
未だに使っている人いるよな~。

あと、動詞の語尾で、「~りーの、~りーの」っていうヤツ、
もともと中年世代の間で流行ったものだと思いますけど、
まだ時々、見聞きします。ちょっと恥ずかしいです。

ってか、バカドリルが提案した死語の新たなデザインって、
流行語としてのアクトゥアリザツェ(異化)が時間が経って
アウトマティザツェ(自動化)して
さらに再び、アクトゥアリザツェしたという、
ロシア、チェコあたりで言われていた
アレだな。

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2009年11月 3日 22:54に投稿されたエントリーのページです。

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