« フィールドから | メイン | 日曜日 »

土曜日

29日。

東京在住のマダガスカル人の娘さんから
風邪薬などの荷物をあずかって、
届けたお礼にと、

今日は、お食事にお呼ばれしました。

豚肉と白インゲンの炒め煮と、
鯉の料理。

他に、鶏と鴨料理がありましたが、
僕は食べられませんでした。

ってか、食べ過ぎた。

一緒に呼ばれていたお2人と
ワニ農園に行ったのですが、
後半は歩いているのも辛い位。

口数も少なくなりました。

ところで、そのお2人の内の
1人は、僕の協力者の、
昨年末亡くなったお兄さんと
同じ職場で、別な支店に
お勤めだとのこと。

お兄さんのことをご存知でした。

とにかく後半は、
外国人である僕に遠慮して
ゆっくり話したり、
フランス語で話したりすることが
すっかり減ってしまって、
僕も、ぼーっとして、
車に乗せてもらって
帰ってきました。

今日は、早く寝よう。

あ、ところで、そのお母さんに、
日本にいる娘さんに
お返しの品をまた
言付かっちゃいました。

これ、今回はしますけど、
毎年恒例になっちゃうのは
嫌だなあ。

エコノミークラスの
預け荷物の上限、
20kgですから。

すぐオーバーしちゃいます。

--

明日は、郊外にある、
主教座聖堂教会に
行く予定。

--

ところで、他言語話者が
出会ったときの、
単純化した言語に、
結構であうことがあります。

この前、イタリア人客と、
ここのホテルの女主人とは、
崩れたフランス語で、

A: Moi parler francais.
(私、喋る、フランス語)
B: Moi parler italien.
(私、喋る、イタリア語)

って話してました。

そう言えば、5年前に初めて
この国に来たとき、

道路工事のODAで来ている
日本人が、運転手に、
ブロークンなマダガスカル語で
話してました。

C: Mandeha Analakely, mahay?
(行く、アナラケリ、できる?)

まあ、いろいろダメなのですが、
まず、mahayは、習得してできる
という意味なので、ここでは
使えません。

それにしても、
(アナラケリに行くことは、できる?)
という「主題-評言」
構造になっているのが
印象的でした。

標準マダガスカル語では、
「主題-評言」構造は、
こういう形にはなりません。

あ、でも、マダガスカル手話だと
助動詞を使った似たような
構文あるかも。

いろいろと奥が深いですねえ。

About

2009年8月30日 00:26に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「フィールドから」です。

次の投稿は「日曜日」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。