協働実践型研究プログラム
本センターの研究プログラムは、日本社会の多言語・多文化化により生起する課題の解決に向けて、実践者と研究者がそれぞれの専門知を持ち寄り、協働で取り組む「協働実践型研究」であることを最大の特徴とします。
本プロジェクトの目的は、「多文化社会コーディネーター」、「コミュニティ通訳」、「子ども・地域日本語教育」にかかわる多言語・多文化社会人材養成にありますが、最初の2分野に関して今後さらなる研究の進展が期待されています。そのため、とくに「多文化社会コーディネーター」および「コミュニティ通訳」人材育成に関して、育成すべき人材像の方向づけばかりでなく、それを育成するためのカリキュラムや認定基準の策定を行ない、さらに認定制度を確立することを目指します。
またこれら二つの専門人材育成に関わる研究を支える基礎研究として「多言語・多文化化における大学の役割」を推進します。多言語・多文化化の進む日本社会において専門知、とりわけその創出・普及にかかわる高等教育機関がどのような貢献ができるかを探求することを目的とします。
以上をふまえて、本プロジェクトでは次の3つを柱に研究を推進していきます。
1.多文化社会コーディネーター研究
チーフ:杉澤経子(本センター研究員)
メンバー:長谷部美佳(本センター教員)、伊東祐郎(本学留学生日本語教育センター長)
山西優二(本学特任研究員/早稲田大学教授)
2.コミュニティ通訳研究
チーフ:内藤稔(本センター教員)
メンバー:鶴田知佳子(本学総合国際学研究院教授)
3.基礎研究「多言語・多文化化における大学の役割」
チーフ:受田宏之(本学総合国際学研究院准教授)
メンバー:青山亨(本センター長)、伊東祐郎、杉澤経子、武田千香(本センター副センター長)
鶴田知佳子、藤井毅(本学総合国際学研究院教授)、内藤稔、長谷部美佳
多文化社会実践研究・ 全国フォーラムの開催
本センターの協働実践型研究活動の成果を共有するとともに、多文化社会の課題に取り組む全国の実践者、研究者が一堂に会し意見交換する場を提供することによって、全国的なネットワークづくりを推進します。
研究誌の発行
研究誌『多言語多文化―実践と研究』は、多言語・多文化教育研究センターが刊行する査読付きの研究誌です。既存の学問分野の枠組みを超えて多言語・多文化社会を多面的に理解する視点を提供し、研究者と実践者による研究成果の意義を広く社会に問いかけ、現場へのフィードバックをおこなうことを目的としています。
センターフェロー制度
国内外の研究機関に所属しない新進研究者や実践者を「センターフェロー」として委嘱し、その研究活動の支援をするとともに、本センター事業の活性化を目指しています。
・募集要項

