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新着情報言語文化サポーター活動応援メールマガジン No.23

2018.05.31

言語文化サポーター活動応援メールマガジン No.23

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◆◆◆ 言語文化サポーター活動応援メールマガジン No.23
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お知らせ

【1】《言語文化サポーター登録者(5/31現在)》

【2】《言語文化サポーターの活動(5月)》

【3】《お知らせ》
  ■「東京地方検察庁見学及び裁判傍聴」を開催しました【報告】

【4】《ボランティア募集情報等》
  ■【再掲】東京地方検察庁の通訳人募集


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【1】《言語文化サポーター登録者(5/31現在)》
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■言語別(延べ人数 205名、24言語)
・英語     90名
・中国語    25名
・スペイン語  22名
・フランス語  9名
・ポルトガル語 9名
・ペルシア語  7名
・朝鮮語    6名
・インドネシア語 5名
・トルコ語   5名
・タイ語    4名
・ロシア語   3名
・マレー語   3名
・ドイツ語   2名
・台湾語    2名
・モンゴル語  2名
・ベトナム語  2名
・ダリ―語   2名
・イタリア語  1名
・タガログ語  1名
・ヒンディー語 1名
・ビルマ語   1名
・ウズベク語  1名
・ウイグル語  1名
・アゼルバイジャン語 1名

■所在地別(実人数 129名)
・東京都  73名
・神奈川県 20名
・埼玉県  14名
・千葉県  9名
・新潟県  1名
・茨城県  1名
・群馬県  1名
・山梨県  1名
・静岡県  1名
・愛知県  1名
・京都府  1名
・大阪府  1名
・兵庫県  1名
・広島県  1名
・福岡県  1名
・沖縄県  1名
・イギリス 1名


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【2】《言語文化サポーターの活動(5月)》
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・法務省主催の「模擬取り調べ」(6/28実施)の被疑者役として、英語・中国語・ベトナム語各1名を紹介


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【3】《お知らせ》
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■「東京地方検察庁見学及び裁判傍聴」を開催しました【報告】

多言語・多文化教育研究センターは、平成29年度から東京地方検察庁と連携・協力をする旨の覚書を締結しており、検察の通訳人に関する説明会や、「通訳を介した模擬裁判」などを開催することで、協働で通訳者の育成を行っています。5月25日(金)には言語文化サポーターを対象に、東京地検の見学や、裁判の傍聴などを行うイベントを実施し、10人が参加されました。
最初に東京地方裁判所で、通訳人を介した裁判を2件傍聴しました。法廷の中で通訳人を介して裁判が進む様子を実際に見ることで、通訳人の重要性を認識できたのではないかと思います。特に2件目の裁判は裁判員裁判で法廷にいる人数も多く、英語が母語ではない被疑者と証人に対する英語の通訳でしたので、通訳人には高い技術が求められると感じました。
そのあとは東京地検公安部の下平副部長から検察の仕事について説明を受けたり、模擬取調室を見学したりしました。副部長からは、「来日する外国人が増えると、犯罪の被害者になったり目撃者になったりすることもあるので、外国人犯罪が増加しなくても通訳人の需要が年間1000件ずつ増えている状況にあります。」「被疑者が話をはぐらかしている場合に、検察の質問に対してピントがずれていることを言っていても、それが重要なのでそのまま訳してほしい。」「検察側にも被疑者側にもつかず、公正中立に通訳してほしい。」といった説明があり、参加者からもたくさんの質問が出ていました。最後に法務史料展示室で、司法の近代化の歴史などについて史料を見ながら説明していただきました。

 ▼詳細はこちら
  http://www.tufs.ac.jp/blog/ts/g/cemmer/news/post-24.html

〇日時:平成30年5月25日(金) 13:00-16:30

〇場所:東京地方検察庁(東京都千代田区霞が関1-1-1)、東京地方裁判所(同 1-1-4)

〇内容:
13:00-14:30 東京地方裁判所において裁判傍聴(2件)
14:30-15:20 検察の通訳人についての説明(広報用DVD「検察の役割」視聴含む)
15:20-16:00 模擬取調室の見学、質疑応答
16:00-16:30 法務史料展示室見学

〇参加者の感想
・私は2年前の中国人留学生が殺害された事件をきっかけに、司法通訳に興味を感じました。本日はその中の一つである捜査通訳というニッチな分野に踏み入れることができ、模擬取調室の被疑者席にも座れ、普段の生活から想像できない貴重な初体験が数多くできました。通訳である以上、正確に訳さないといけないとの認識がありましたが、司法通訳における「正確」の意味は被疑者の言葉を一語一句漏らさず加えずにそのままに訳すことが正確であるとの認識が一層深まりました。


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【4】《ボランティア募集情報等》※詳細は主催団体にお問い合わせください
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■【再掲】東京地方検察庁の通訳人募集

東京地検では、現在、東京オリンピック開催に向けて、来日外国人の急増が見込まれることから、捜査通訳人を随時募集しています。特に、最近、来日外国人の増加が著しいアジア・アフリカ系言語話者との通訳人は慢性的に不足していますので、ふるってご応募下さい。
通訳人には、言語の専門家として取調べ等の際に、中立の立場に立って検察官と被疑者や参考人の間のコミュニケーションを手助けしていただくものです。ご興味のある方は、遠慮なくご連絡ください。
※現在、タガログ語、ネパール語、マレー語とイタリア語を特に募集しております。

【連絡先】東京地方検察庁公安部国際担当

     〒100-8903 東京都千代田区霞が関1-1-1
     電話 03-3592-5611(内線3520)
     (土、日、休日を除く午前10時から午後5時)
     メールアドレス 03-koankokusai@ppo.moj.go.jp


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月に1回、一斉メールで登録者の皆様にお送りしています。

 ▼バックナンバーは、センターホームページに掲載しています。
  http://www.tufs.ac.jp/blog/ts/g/cemmer/activity/
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東京外国語大学多言語・多文化教育研究センター
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発行:東京外国語大学 多言語・多文化教育研究センター
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