言語文化学部

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総合文化コース

2016年度

八木 久美子 (YAGI, Kumiko)

卒論指導可能分野

宗教学(イスラム研究)

ゼミ紹介

この授業では、イスラムあるいは狭い意味での宗教だけでなく、その周辺にある価値観・世界観の形成、他者理解、社会統合、アイデンティティーなどの問題を視野に置いて勉強しようと考えている人を対象にしています。
3年生のゼミで取り上げる題材にはイスラムの例が多くなりますが、ただそれは、4年生のときに自分の研究を進め、卒論として仕上げる力をつける練習のための材料だと考えてください。何を材料にすればその社会が暗黙のうちに持っている価値観がわかるのか、どんな資料を使えばある集団の規範がわかるのか、というように知りたいことを調べる方法、研究の仕方といったものを使って学んでいきましょう。
授業では毎回、次の授業までに読んでくる資料を配布、あるいは課題を指定します。1~2人の担当者は資料を精読し、あるいは課題について情報を集めて分析し、その内容をレジメにまとめて次回までに用意します。授業では、そのレジメをもとに報告した後、ほかの参加者と質疑応答、議論を行います。
発表およびそれに続く議論は、批判的に考える力、自分の考えを明確に伝える力を養ううえでもっとも重要な部分です。このゼミでは、(発表を担当しないときは)黙って聞いているだけ、という人については評価しません。

卒論・卒業研究について

これまでの卒業論文で扱われたテーマは、非常に多岐にわたっています。近代のイスラム思想、教育の中のイスラム、イスラムと芸術など、イスラムを扱ったものから、災害と宗教、「世俗的」巡礼の可能性、仏教における女性差別、新宗教における(反)社会性など他の宗教を取りあげたもの、また映画やアニメの中の宗教的要素、あるいは(芸能人の)ファンの心理のなかの宗教性など、「宗教」という概念を広く取ったものまでさまざまです。

受講上の注意など既習言語については指定しません。ただし、イスラムの基本についてまったく知識がない場合は、イスラムについて概説書を一冊、事前に読んでおくことをお勧めします。また、すべての学生が私の講義の授業を取ることが必要です。
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last updated on: 2016-04-17