2016年度
河路 由佳 (KAWAJI, Yuka)
| 卒論指導可能分野 | 日本語教育学/日本における言語問題 |
| ゼミ紹介 | 長く日本語教育に関わり、本学でも10年ほど日本語教員養成を主として指導してきた経験から、これまで私のゼミ生は、「日本語教育に関係があれば何でも可」ということで、それぞれの関心を深めて論文を作成してきました。
私自身が長くとりくんできた研究課題は、各地の日本語教育の歴史、日本語教育論が主ですが、日本のことばをめぐる問題には広く関心を持ち、文学・演劇なども扱ってきました。
社会における日本語や国語、日本の諸言語に関する問題は、広く本ゼミで話題にのぼります。最近は多言語多文化化する日本における諸言語(方言、手話のみならず日本で生活する外国人の母語など)の問題に関心を広げ、言語をめぐる含むさまざまな議論を扱っています。
ゼミ生には「インターンシップ」の履修を奨励するほか、ゼミでは、日本語教育の現場ツアーや、海外の日本語学習者と遠隔授業システムを通してリアルタイムでつなぐテレビ会議も毎年実施しています。夏は学部生・院生合同の合宿を行います。
※河路ゼミは2017年度から総合文化コースに変更されます。 |
| 卒論・卒業研究について | 卒業論文のテーマとしては、日本における国語教育・日本語教育に関する研究/日本における諸言語に関する問題/「国語」に関する諸問題/国内外の日本語教育事情・日本語教育に関わる制度や政策・日本語教科書・日本語教師・日本語教育関係者・日本語学習者及び日本語教育の歴史に関する研究 などが考えられます。これまでの論文から例を挙げます。
漫才におけるボケとツッコミの内容的特徴の呼応関係/シニアボランティアにとっての地域に日本語教育とは何か/現代日本語の小説に表れる独創的な直喩表現/ファッション雑誌における「~チャウ」の機能/「ナポリ風の日本人」下位春吉――イタリアへ渡った日本文化普及の先駆者/日本語教育におけるアニメの教材的価値/元JSL児童生徒のライフ・ストーリー/少女マンガにおける男性の登場人物に見られることば遣いのバリエーション/日本語の小説における「男ことば」「女ことば」の果たす機能
・卒業研究としては、各地の日本語教育に関する調査報告、日本における言語実態の調査、教材の作成、また日本語教育の歴史や日本の言語問題に関するテーマに基づく(詳細な)年表作成、歴史的人物の評伝などが考えられます。 |
受講上の注意など | ゼミ開始時に、「日本語教育学概論 A,B」を履修済であること。 |
last updated on: 2016-06-04