クラクフ留学日記〜買い物について〜
2022.02.21 その他,ポーランド,ポーランド語,ヤギェロン大学
Dzień dobry! こんにちは。
今回は、クラクフ(およびポーランド)での買い物全般について主観的に適当に書いてみます。
・ どんな店がある?
お店の種類は日本とそれほど変わらないと感じました。スーパーマーケットがあり、ドラッグストアがあり、パン屋さんがあり、服屋さんがあり、文房具屋があり、それら全てが揃ったショッピングモールがあり・・・という感じです。
食品と大体の日用品ならば、スーパーマーケットで揃うところも、日本とそれほど変わりません。
日本でも慣れ親しまれている世界的チェーン店(IKEA、ZARA、H&M、スターバックス、マクドナルド、サブウェイ等々)も大きな街にはあります。
(ちなみに、ポーランドにスターバックスが進出したのは2009年のことだそうです。結構最近ですね。)
クラクフのIKEA↓
このようにチェーン店が進出したポーランドですが、昔ながらの市場や商店もまだまだ残っています↓私がよく行くスーパーマーケット①(写真)
私がよく行くスーパーマーケット②(写真)
・ 日本での買い物との相違点
> 野菜や果物は基本量り売り
このような専用の量りで↓
野菜を計量し→任意の野菜のボタンを押す、と、野菜の重さに応じた金額と会計用バーコード付きのシールが印刷されます。
それを野菜自体や(!)、備え付けのビニール袋に貼り付けて野菜を入れ、レジに持っていきます。
個人的には日本でのパック売りよりも、①細かく量を調整できる点、②少量買いでも損をしない点、において気に入っています。
> 生鮮食材は新鮮・・・とは限らない
野菜・果物売り場をよく見ると、えぐれた人参・茶色くなったりんご・ぶよっとした玉ねぎ・じゅくじゅくしたぶどう・・・などが散見されます。一つひとつ厳選して買うようにしています。
パック入りの卵でも油断はできません。というのも、以前、卵を買ってきて落とし卵にするべく割ったら異臭が!!!!よく見たら卵の殻に謎の穴が開いている!!!!という苦い経験をしたためです。それ以来、卵を買う際は、買う前にパックを開けて中身をチェックするようにしています。(日本ではありえませんね)
実際に卵売り場でチェックしてみると↓殻に穴の空いた卵が見つかりました。
> キャッシュレス決済が進んでいる(しかし地方だと現金のみの場合も)
2020年のポーランドにおけるキャッシュレス決済比率は54%です。(日本は同年29.7%)
ポーランドでは、BLIKというキャッシュレス決済サービスが主に利用されているようです。
かなり浸透しており、普段行くようなスーパー・ドラッグストア・書店などでは大体利用可能です。
これは、ポーランドの主要金融機関が合同で開始したサービスだそうで、使い方は簡単。スマートフォンで自分が利用している銀行のアプリを開き、BLIK cordというワンタイムパスワードを表示し、それを入力すると自身の銀行口座から即時引き落としされ、買い物完了です。ちなみに、このBLIKを利用して、カード無しでATMから現金を引き出すこともできます。
キャッシュレスサービスが乱立しておらず、どの銀行に口座を持っていてもこのBLIKという共通のサービスを利用できるのはかなり効率的です。
> 現金(硬貨)の見分けがつきづらい
買い物自体の話題からは少し逸れますね。
これら↓は全て違う硬貨ですが全部同じに見えますね。(見えますよね)
これらが財布の中でごちゃ混ぜになると、判別は至難の業で、特に慣れないうちは大変です。
一度、どうにも分からなくてレジ係の方に手持ちの小銭を全部差し出して必要な分をとってもらったことがありますが(なんという性善説)、係の方は瞬く間に小銭を見分けて、会計を済ませてくれました。
> セルフレジの普及率高め。
セルフレジは日本よりも普及していると感じます。セルフレジの画面表示や音声案内は英語対応しているので、ポーランド語に自信がなくても安心です。
ただし、日本のセルフレジよりも不具合を起こすことが多い、気がします・・・
その度に係員さんを呼ばなければならないので、結局対人レジと速さは変わらないことも。
> Amazonはそれほど人気ではない。
人気ではないというよりも、ポーランドにAmazonが本格進出したのはなんと、2021年の2〜3月初旬頃のようです。
(おかしいとは思っていたのです。留学前―2021年8月―になんとなく気になってポーランド版Amazonを開き、ページ内で色々と商品を検索しても、妙に品揃えが悪いものでしたから・・・・・・)
でも大丈夫。ポーランドではAllegroという通信販売サイトが2014年からサービスを開始しており、国内でトップの位置を占めているそうです。
今後、Amazonとの競争はどうなっていくのか、気になるところでもあります。
・ 物価
最近ではポーランドでも物価の上昇が続いているようですが、基本的にまだ日本よりも安めです。以下に例を挙げてみます。
> 食品
キャベツ(2kg)・・・150円弱
人参(360g)・・・30円くらい
じゃがいも(528g)・・・30円くらい
玉ねぎ(400g)・・・30円くらい
卵(Lサイズ10個)・・・180〜240円くらい
豚バラ肉ブロック(400g)・・・300円〜
ソーセージ(400g)・・・360円くらい
チーズ(250g)・・・140〜200円くらい
パン(500g)・・・140円くらい
牛乳(1L)・・・84円くらい
水(1.5L*6本)・・・224〜300円くらい
赤ワイン(750ml)・・・(最安で)280円くらい
板チョコ(40〜50g)・・・40〜56円くらい
> 外食
一概には言えませんが、学生が入るようなカジュアルなレストラン・カフェであれば、600〜1,000円で十分な内容の食事ができると思います。
> 交通費
トラム20分間乗車券・・・(一般)約112円/(学割)約56円
列車クラクフ〜ワルシャワ間(二等車)・・(一般)約2600円/(学割)約1624円
オチも何もありませんが、こんなところで今回の日記?を締めます。
・ ★ギャラリー★
> クラクフの中心地にあるショッピングモールGaleria Krakowska
ポーランド語科で使用している教科書にも登場する印象深い建物です。気分はまさに聖地巡礼。
> Galeria Krakowskaの最上階に位置するCarrefour。
> 生活に関するものが安く揃うハイパーマーケットです。
寮生活に必要なものはこちらで全て揃いますし、商品の種類も豊富です。
食品
食器
調理器具
文房具
マスク等の医薬品
掃除用具
アイロン等のちょっとした家電まで!