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クラクフ留学日記1〜概観〜

2022.01.31 その他,ポーランド,ポーランド語,ヤギェロン大学

Dzień dobry! こんにちは。
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私は、昨年9⽉末から、クラクフのUniwersytet Jagielloński (ヤギェロン⼤学)で、休学
留学(単位認定申請あり)をしています。
クラクフでの留学⽣活について、⼩さなことから⼤きなことまで、こちらに書き連ねていこ
うと思います。
コロナ禍が続く中での留学⽣活ということで、それに関して書くべき事柄も沢⼭あります
が、今回はひとまず、概観をお伝えしたいと思います。

〈クラクフについて〉
私が滞在しているクラクフは、「ポーランドの京都」とも⾔われる古都です。
街中の⾄る所に歴史的な建造物が残されており、魅⼒的な博物館や美術館も多く、何ヶ⽉滞
在しても飽きることのない、素敵な街です。
⾸都ワルシャワと同等の⼤規模な街なので、必需品の買い物や、他都市との⾏き来にも不便
しません。

〈学校⽣活・勉強について〉
次に、通っている学校と、そこでの勉強について簡単にお伝えします。
私(達)はUniwersytet Jagiellońskiの中でも、Instytut Glottodydaktyki Polonistycznej
(⽇本語だと「ポーランド語教育研究所」といったところでしょうか)という部⾨に属する
外国⼈向けのポーランド語学クラスに通っています。
(ちなみに、東京外⼤からは私の他に6⼈ほどの学⽣が来ています。)

授業は週5⽇、⼀⽇2コマのポーランド語の授業+必修選択の授業(週に2〜3回)を受け
ることになっています。ポーランド語の授業は、事前に⾏われたクラス分けテストの成績に
よって分けられた⼩クラス単位で⾏います。
したがって、参加する授業と時間帯は指定されることになります。良くも悪くも、履修に関
して⾃分の決定に委ねられている部分はかなり少ないです。
上記の事柄がはっきりと知らされたのは、なんと渡航して授業が開始された後のことでした!(この辺りのことは、また改めて書きたいと思っています)


ヤギェロン⼤学といえば、こちらの建物が有名ですが・・・
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私はそこから徒歩で10分ほど離れたこちらの建物に通っています。↓
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かつて国王の居城であった、ヴァヴェル城に隣接しており、このようにお城を眺めながら
勉強できます。贅沢ですね。
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そんな教室で⾏われる授業の内容ですが、⼤きく3つに分けられています。
・⽂法
・コミュニケーション
・作⽂
それぞれ担当する先⽣は異なります。どの先⽣も、既習の内容をきちんと踏まえた上で⼀段
上の内容が⾝につくよう、丁寧に授業をしてくださっています。
また、授業で扱う内容は、「ポーランド語能⼒国家検定」の受検をかなり意識して組まれて
いるようです。

気になるテストはというと、学期中に2回あります。
10⽉〜1⽉末まで続く⼀学期の中で、中間テストは11⽉中旬、期末テストは1⽉末に実施
されました。
もちろんこのテストも先ほど登場した「ポーランド語能⼒国家検定」にならっています。
「⽂法」「リスニング」「読解」「スピーキング」「作⽂」の5分野に細分化されたテスト
を、⼆⽇間でこなします。

さて、この⽂章は、期末テストが終了した1 ⽉末某⽇深夜に書いています。これから2 ⽉
末までテスト休暇を過ごし、3⽉からまた夏学期が始まります。
留学期間はあと半年をとうに切っています。悔いの残らないよう、⾃らの留学を振り返り、
残りの時間を⼤切に過ごすきっかけとするためにも、この⽇記をぽちぽちと書き続けてみ
たいと思います。

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