こんにちは。私は,アイルランド国立大学コーク校（UCC）のサマースクールに、３週間ほど参加してきました。現地では時間がなかったので、帰国後にこの留学日記を書いています。

今回は、English for Academic Purposes (EAP) というコースで学習しました。内容をよく理解しないまま渡航してしまったのですが、EAPは、自分の想像以上に学術的な内容で、英語の論文の書き方や、魅力的な英語のプレゼンテーションの方法等を学びました。クラスメイトは大学教授やお医者さん、研究者などで、大学生は私だけでした。UCCでは、公平性を期すために、先生が約３日に１回変わります。少人数クラスで、様々な先生の視点から学術英語に関する見識を深められ、非常に有意義でした。簡単なコースではありませんでしたが、今後の大学生活ひいては社会人になってからも使える知識を習得できたと思っています。

また、UCCでは定期的にイベントがあり、excursionsやsocial events・lecturesが開催されました。遺跡やウイスキー工場、洞窟探検に行き、アイルランドの観光も楽しむことができました。特別講義では、アイルランド音楽や伝説に関する話を聞くことができ、貴重な体験になりました。 サマースクールには、日本以外にもスペイン・フランス・ドイツ・イタリア・中国・メキシコ・イラク...世界中からの参加者がいました。皆とても気さくで、話しかけると快く応じてくれ、渡航後すぐにたくさんの友達ができました。年齢も幅広く、それぞれバックグラウンドが異なるため、友達と話しているだけでも多くの気づきを得ることができたと思っています。一緒に街を散策したり、カフェやパブに行ったりして、アイルランドでの生活を楽しみました。次ヨーロッパに来たら泊めてあげるよ！と言ってくれるほど仲の良い友達ができたのは、この短期留学での収穫でした。

滞在は寮ではなくホームステイにしましたが、これが大正解。３週間だけの滞在でしたが、ホストファミリーは私を本当の娘かのように受け入れてくれ、心温まる素敵な思い出ができました。料理は美味しく、家も広いうえに綺麗で、アイルランド英語にもアイルランド語にも触れる機会がありました。ホストファミリーは「１度きりの人生なんだから、自分の好きなように生活しなさい」と言ってくれ、それが今でも心に残っています。日本に帰ってきてからも、毎日アイルランドの生活を恋しく思っています。 英語力も上がり、たくさんの思い出もできて、実りある３週間になりました。UCCを選んで本当によかったと思っています。みなさん、ぜひアイルランドへ！