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Remembrance Day~赤いポピーに込められた意味~

2019.04.08 ロンドン大学東洋・アフリカ研究学院,派遣留学,英語

Hello! イギリスでは10月頃から街のあちこちで赤いポピーのブローチをつけている人を見かけます。

人だけではありません。バスや建物の壁もポピーの花の模様で埋め尽くされます。

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不思議に思って調べてみると、これはRemembrance Day(戦没者記念日)と深い関係があることがわかりました。

イギリスでは11月11日をRemembrance Dayとし、第一次世界大戦の戦死者を追悼する慣習があります。赤いポピーは戦没者を象徴しており、毎年この日が近づくと、街のスーパーや教会などで募金した人に、ポピーをモチーフにした紙製のブローチが配られるのだそうす。

Remembrance Dayに最も近い日曜日、ロンドン中心部にある戦没者慰霊碑前では大規模な追悼儀式が行われ、その他国内各地の慰霊碑周辺でも同じような儀式が行われます。私の通っている教会でも、礼拝前にすぐそばの慰霊碑前で黙祷を捧げました。

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2018年はRemembrance Day当日が日曜日だったこと、何より第一次世界大戦終結からちょうど100年目だったこともあり、ニュースでも大きく取り上げられました。

街にあふれる赤いポピーの花を見て、改めて戦争を考える機会となりました。

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