イタリア・ミラノ ミラノ万博日本館アテンダントとして
2015.06.12 イタリア
皆さんはじめまして!
私は現在休学し、イタリア、ミラノにて5月1日から
10月31あ日まで開催中の国際博覧会(ミラノ万博)において、
日本館アテンダントとして勤務しております。
(http://www.expo2015.org/itより引用)
万博というと10年前に愛知県で行われた愛・地球博が記憶に新しい方も多いのでは
ないでしょうか。ミラノ万博には140以上の国と国際機関が参加し、
「地球に食糧を、生命にエネルギーを」というメインテーマのもと
各パビリオンが様々な展示を用意しています。世界各国の伝統的な食文化や、
地球規模の食糧問題を知ることができます。
食がテーマというだけあって、食べ歩きも楽しみのひとつです。
先日は勤務後にジェラートをいただきました(^^)
日本館では「共存する多様性」をテーマに、世界無形文化遺産にもなった
和食の魅力と、それを生み出す日本の農林水産業のあり方をお伝えしています。
万博にいらっしゃるお客さまの7~8割程度はイタリア人なので、主にご案内は
イタリア語で行いますが、お客さまは本当に世界中の様々な国からいらっしゃいます。
業務は難しいことも多く毎日試行錯誤の連続ですが、一人一人にどう接したら
ご満足いただけるかを考えているとき、やりがいを感じます。
観覧後のお客さまから「とても良かった」「日本館が今まで見たパビリオンの中で一番!」
等のお言葉をいただくと、とても幸せな気持ちになります。
私は2014年の8月まで一年間、イタリアのローマ大学ラ・サピエンツァへ
派遣留学していました。留学先では現地の友人とお互いの国について紹介しあう
機会が数多くありました。帰国時期が近づき、もっと日本の魅力を沢山の人に
知ってほしいと考えていたところ、今回のミラノ万博アテンダント募集の告知を目にし、
応募しました。
現在も、日本館を訪れるお客さまに日本のことをより詳しく知っていただくことを
目標として勤務しております。
たとえば、「いただきます」「ごちそうさま」の本来の意味、食事に携わった方々や
食材そのものへの感謝を表す言葉であることをお客さまにご説明すると、皆さま
感動されています。
大袈裟な表現かもしれませんが、「日本の顔」として、日本に興味を持ってくださる
方を一人でも多く増やすお手伝いができればと思っています。
お休みの日には、よくミラノの中心街へお出かけしています。先日はブレラ絵画館という、
イタリア屈指の美術館へ行ってきました。
絵画館の目玉、フランチェスコ・アイエツ作「接吻」
10月末までの会期中、もしミラノにいらっしゃる機会があれば
ぜひ万博へお立ち寄りくださいね!
トビタくんも遊びに来てくれました♪ 外大の同期二人とユニフォーム姿で。
同期は他にもう一人おり、OGの方も数名いらっしゃいます。