最近の仕事

論文

「ウイグル文字による頌詩」(印刷中)
※『クタドゥグ・ビリグ』ヘラート写本の末尾近くに置かれている,ウイグル文字による頌詩(38対句)の新しいテキストを提出し日本語訳と註をつけたもの.

著書

『ウイグル文字本『聖者伝』の研究T.序論と転写テキスト(CSEL11)』 2007年3月 神戸市看護大学.
『ウイグル文字本『聖者伝』の研究U.日本語訳および註(CSEL12)』 2008年3月 神戸市看護大学.
※2006年1月に京都大学文学研究科に提出した同じ題名の学位論文に手を加えてCSEL(Contribution to the Studies of Eurasian Languages)シリーズとして出版したもの.科研費による出版物である関係で,その科研の研究代表者所属先である神戸市看護大学から出ています.市販はされていませんので,お問い合わせは菅原か,ユーラシア言語研究コンソーシアム事務局(setsu@tr.kobe-ccn.ac.jp) 宛にお願いします.

表紙
表紙

目次 (PDF 64KB)
正誤表 (PDF 109KB)

事典項目

「トルコ系諸語」,『歴史学事典15 コミュニケーション』,pp.515-517,2008年6月 弘文堂.
※「歴史家に対するメッセージ、要望を含めて」とかいう話だったので,まあ日頃の不満などをまじえて書いて見ました.

その他の出版物

ウテミシュ・ハージー著 川口琢司・長峰博之編『チンギズ・ナーマ』東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所,2008年11 月
※本文校閲および校閲者序(pp.vii-ix)を担当)

森本一夫編著『ペルシア語が結んだ世界−もうひとつのユーラシア史』北海道大学出版会,2009年6月
※第4章「中央アジアにおけるテュルク語文学の発展とペルシア語」(pp.131-146)を執筆.

公開講座・研究会発表

「トルコ語の辞書:辞書に見るトルコ語の近現代史」
東京外国語大学語学研究所 2009年度公開講座「新・世界の辞書2」第4回 2009.11.13 東京外国語大学本郷サテライト
配布資料(引用はご遠慮下さい)(PDF 181KB)

'Kutadgu Bilig’in Herat (Viyana) nüshası ve XV. yüzyıl Türk dili'
Uluslararası Sempozyum. Doğumunun 990. yılında Yusuf Has Hacip ve Eseri Kutadgu
Bilig 2009.10.26 イスタンブル大学(イスタンブル、トルコ)
配布資料(引用はご遠慮下さい)(PDF 147KB)

「中期チュルク語語彙論の展望」
第63回羽田記念館定例講演会 2009.11.14 ユーラシア文化研究センター(京都)
配布資料(引用はご遠慮下さい)(PDF 298KB)

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