西岡志穂

2001年5月28日

高橋先生、お元気ですか。西岡です。

無事にブラジルに到着しました。リオデジャネイロのセントロの近くのアパートに下宿をしています。到着して1ヶ月余りが経過して、少しずつですがこちらの生活にも慣れてくることができました。 到着したばかりの頃はとても暑くて毎日35度くらいまで気温が上がっていたのですが、最近はすっかり涼しくなってきました。

今は週に3日、サッカーチームの方に通って、プロチームの練習を見学 させてもらったり、チームの様子を観察させてもらったりしています。 Centro de Futebol Zicoというジーコのチームなのですが、プロチームと小さな子たちのためのサッカースクールとがあります。なかなか自分 にできることが見つけられそうにないのですが、でも、せっかくチャンスをもらえたのだから、できるだけたくさんのことが吸収できるように頑張 ろうと思います。リオ州立大学に、サッカーに関係する社会学の研究所があるということを聞きました。

リオ州立大学で教授をされている方と会うことができ、その研究所の方を紹介してくださるとおっしゃっているので、そちらの 研究所に伺って文献を探してみようと思います。

先日、こちらに来て初めてサッカー観戦に行きました。サポーターの 人たちの応援がやはりかなりの迫力で圧倒されました。試合が終わって帰っているときも、サポーターの人たちが暴れていることがあり、ピリピリした空気が漂っていていました。これぞ「サッカー取り巻く状況の違い」だと、肌で感じることができました。

ポルトガル語は、まだまだうまく発音できないし、なかなか聞き取れません。少しずつ頑張っていこうと思います。

それでは、失礼します。またメールします。