2011年5月21日 第3回FINDAS研究会(インド文学史科研共催)のお知らせ≪終了しました≫

掲載日 | 2011年05月05日

FINDAS外大拠点では、今年度第3回目の研究会を下記の日程で行います。
今回の研究会は、インド文学史科研(「多言語重層構造をなすインド文学史の先端的分析法と新記述 (基盤A)」)との共催となります。
皆様のご参加をお待ちしております。

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日時:5月21日(土) 13:00~15:30
場所:本郷サテライト7階 会議室
(アクセスマップ→http://www.tufs.ac.jp/access/hongou.html)
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○研究報告
1.石川まゆみ(東京外国語大・学部4年生)
タイトル:「フィジーにおけるヒンディー文学―現状報告―」

要旨:イギリス植民地時代にフィジーに移住したインド人労働者とその子孫たちによるヒンディー文学は異国の地でどのように展開したのか、故郷の伝統文化の保持という視点をもって実施した現地調査の報告である。
2.坂田貞二(拓殖大学・名誉教授)
タイトル:「文学の媒体(写本、印刷技術、メディア)―問題提起―」

要旨:19世紀後半のヒンディー語地帯では、聖典ほかが筆写されるなかで、石版印刷が導入されて多部数の印刷・制作ができるようになった。そしてその直後に活字印刷も普及した。この移行過程をトゥルスィーダース(1532-1623)による叙事詩『ラーマの行いの湖』の例で辿ってみたい。

2011年4月23日 第2回FINDAS研究会 「出産の医療化―インドと中国の農村地帯から」≪終了しました≫

掲載日 | 2011年04月14日

FINDAS外大拠点では、今年度2回目の研究会を下記の日程で行います。

大変な時ではありますが、皆様のご参加をお待ちしております。

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日時:4月23日(土) 13:00より
場所:本郷サテライト4階セミナールーム
(アクセスマップ→http://www.tufs.ac.jp/access/hongou.html)
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<出産の医療化―インドと中国の農村地帯から>

発表者1:松尾瑞穂(新潟国際情報大学 情報文化学部情報文化学科)

タイトル「母子保健がもたらすもの―西インド農村地域における微細な生政治」
 
概要
報告者が人類学調査を行っている西インド、マハーラーシュトラ州農村地域では、近隣大都市部の経済発展に伴う雇用機会の拡大や通信・交通の発達により、村落女性と医療施設/医療者との日常的な接触が飛躍的に増大している。
本発表では、農村地域において広まる母子保健が、女性の福祉やリプロダクティブ・ヘルスの向上という面をもちつつも、どのように人々の出産慣行の変容や家族計画の推進、子どもの選択等と接合していくのかを検討する。

発表者2:姚毅(東京大学外国人研究員)

タイトル「中国農村における病院分娩の推進と女性経験・主体―農村調査を通して」

概要
中国の農村では、今日分娩の病院化・医療化が急速に進行し、病院での出産が一般的になってきている。これは、人口政策、母子衛生、医療改革、地域格差の是正などの国策に絡めとられ、上から推し進められたものでもある。こうした政策は、国家の統制力の比較的弱い農村地域で如何に実施され、浸透し、また当の女性はそれをどのように受け止め対応してきただろうか?本報告は、東北に位置する遼寧省と南部に位置する湖南省の二つの村で行った聞き取り調査を中心に考察する。

コメンテーター:松岡悦子(奈良女子大学)

新たに現代インド研究センター・研究員が着任しました!

掲載日 | 

この度、小西公大さんが新しい現代インド研究センターの研究員として着任いたしました。

小西さんはラージャスターン州のトライブや芸能集団について現地調査に基づいた研究をしております。

引き続きFINDAS外大拠点をよろしくお願いいたします。

前任研究員 杉本浄 (東海大学文学部)

2011年4月10日 第1回FINDAS研究会 「社会的弱者の子どもに対する教育の試み:プネー市からの報告」≪終了しました≫

掲載日 | 2011年03月23日

FINDAS 外大拠点では、2011年度の第1回目の研究会を下記の日程で行います。今回は研究協力者でもありますプラシャント・パルデシさんより、最近実施されました調査に関するご報告をいただきます。
皆様のご参加をお待ちしております。

日時:4月10日(日) 15:00より
場所:本郷サテライト7階会議室

発表者:プラシャント・パルデシ(国立国語研究所)
発表タイトル:「社会的弱者の子どもに対する教育の試み:プネー市からの報告」
発表要旨:本発表では荷物運び(赤帽、ポーター)、移動集団、売春婦等教育機会を得ることが困難な状況にある社会的弱者の子どもに対する教育を行っているプネー市のNGOであるHamal PanchyatおよびSamata Shikshan Sansthaの活動について、それぞれの代表者とのインタビューに基づく調査報告を行う。

2011年2月11日 第5回FINDAS若手研究者セミナー 「南アジア系ムスリム移民・国家・ジェンダー」《終了しました》

掲載日 | 2011年01月13日

第5回FINDAS若手研究者セミナー
テーマ:「南アジア系ムスリム移民・国家・ジェンダー」
期日:2011年2月11日(金)
時間:13:00~17:00
場所:東京外国語大学本郷サテライト7階会議室(アクセスマップ→http://www.tufs.ac.jp/access/hongou.html)

発表者:
工藤正子(京都女子大学)
発表タイトル:
「ムスリム移民の家族形成とジェンダー:パキスタン人男性と日本人女性との国際結婚の事例から」
発表要旨:
 ムスリム移民の家族とジェンダーの関係性について、パキスタン人移住者と日本人との結婚の事例を中心に検討する。1980年代以降、日本では就労目的で来日したパキスタン人男性と日本人女性の結婚が増加した。これらのトランスナショナルな家族の形成プロセスを検討し、そのジェンダー関係に宗教やその他の諸要因がいかに関与しているのかについて、異なる移住の歴史をもつ英国のパキスタン系移民の状況とも比較しつつ、考察したい。

発表者:
斎藤紋子(東京外国語大学)
発表タイトル:
「ミャンマーにおけるイスラーム教徒の位置づけ:法律・制度の運用実態から」
発表要旨:
 ミャンマーは100以上の民族を抱える多民族国家を標榜するが、英植民地時代の移民の子孫は「土着民族」の枠外に置かれたままである。本報告では、インド系の祖先を持つがミャンマー文化の受容で土着化したと主張するムスリムへの調査から、彼らが同化を志向しながらもミャンマー国民の周縁に留め置かれる要因を検討する。

コメンテーター:
萩田 博(東京外国語大学)
粟屋利江(東京外国語大学)