2011年11月23日 第6回FINDAS研究会「静かならざるマジョリティー」のお知らせ≪終了しました≫

掲載日 | 2011年10月27日

FINDAS外大拠点では、下記の通り、2011年度第6回FINDAS研究会を開催いたします。
今回は、科研費補助金基盤(B) 「ポストコロニアル・インドにおける社会運動と民主主義」(代表:石坂)との共催となります。
万障繰り合わせの上、足を運んでいただければ幸いです。

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日時: 2011年11月23日(水)13:30-17:00
場所: 東京外国語大学サテライト 4階セミナールーム
(住所:〒113-0033 東京都文京区本郷2-14-10 03-5805-3254)
(アクセス:http://www.tufs.ac.jp/access/hongou.html )

全体テーマ:
静かならざるマジョリティー
―インドにおける農民運動、非バラモン/ドラヴィダ運動、ダリト運動の展開
(Unquiet Majorities: Peasant Movement, Non-Brahmin/Dravidian Movement
and Dalit Movement in India )

趣旨:
本研究会では、「抑圧や搾取の状況を覆すために諸集団が結束し、一部のエリートの支配に対抗して数の上
で多数派を形成し、諸種の要求を掲げるようになる」という構図をとるタイプの社会運動が、20世紀のイン
ドにおける民主主義の発展においていかなる意味をもったかについて検討したい。具体的な事例としては、
(農村社会としてのインドにおける)農民運動、(南インドにおける)非バラモン/ドラヴィダ運動、(ヒ
ンドゥー上位カーストによる差別とたたかう)ダリト運動をとりあげる。

プログラム: (各発表35分)

13:30-13:35 趣旨説明 石坂晋哉(京都大学)

13:35-14:10 小嶋常喜(法政二高)
「植民地期インドにおける農民運動の再検討―社会運動論の視点から」

(14:10-14:15 休憩)

14:15-14:50 志賀美和子(専修大学)「非バラモン/ドラヴィダ運動の評価をめぐる議論の整理」

(14:50-14:55 休憩)

14:55-15:30 舟橋健太(京都大学)
「アンベードカル以降のインドにおけるダリト運動の諸潮流の概観と論点の整理」

(15:30-15:35 休憩)

15:35-15:50 コメント1 土佐桂子(東京外国語大学)

15:50-16:05 コメント2 粟屋利江(東京外国語大学)

16:05-17:00 全体討論

共催:
科研費補助金基盤(B) 「ポストコロニアル・インドにおける社会運動と民主主義」(代表:石坂)
NIHUプログラム「現代インド地域研究」東京外国語大学拠点

【一般参加歓迎】

2011年11月6日 2011年度FINDAS WORKSHOPのお知らせ≪終了しました≫

掲載日 | 2011年10月17日

FINDAS外大拠点では、ワークショップを下記の日程で行います。
今回のワークショップは、インド文学史科研(「多言語重層構造をなすインド文学史の先端的分析法と新記述 (基盤A)」)との共催となります。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。
FINDASワークショップ(文学史科研と共催)
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11月6日(日)13:00~17:00 
東京外国語大学 府中キャンパス アゴラ・グローバル3階 プロジェクト・スペース
(http://www.tufs.ac.jp/access/tama.html)

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テーマ:『南アジア諸言語による現代文学の最新事情』

趣旨:変貌をとげつつある南アジア社会のリアルな状況を、文学という彼ら自身の言語表現の中に探ってみたい。併せて、多言語の全てを網羅することは能わないが、代表的な複数の言語にわたる文学状況を鳥瞰的に観察することによって、南アジア各地域の文化的動態のうねりを明らかにしたい。
プログラム
司会:萬宮健策

報告  13:10~(各30分 質疑を含む)
石田英明 「ヒンディー文学とマラーティー文学」
丹羽京子 「バングラデシュの現代小説」 
萩田 博 「現代ウルドゥー小説の動向 ―象徴小説と抽象小説の流れ―」
深尾淳一 「タミル現代文学の諸相—その一端を探る」
関口真理・大工原彩 「現代英語小説:多様化する作家、空間、視点」

全体討論  16:00~17:00

2011年10月16日 第5回FINDAS研究会(INDAS国際シンポジウム プレ研究報告会)のお知らせ≪終了しました≫

掲載日 | 2011年10月06日

FINDAS外大拠点では、今年度第5回目の研究会を下記の日程で行います。
皆様のご参加をお待ちしております。

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日時:10月16日(日) 13:00~17:00
場所:本郷サテライト5F セミナールーム
(アクセスマップ→http://www.tufs.ac.jp/access/hongou.html)
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発表者1:鈴木義里(大正大学)
タイトル:ゴアの印刷メディアと言語状況

この発表が目指すのは、ゴアの印刷メディアとゴアの言語状況を明らかにすることである。2001年のセンサスによれば、ゴア州の有力言語はコーンカニー語(57.1%)、マラーティー語(22.6%)、ヒンディー語(5.7%)、カンナダ語(5.5%)である。しかし、印刷メディアに関しては、コーンカニー語のものを目にする機会は極めて少ない。英語が他の言語を圧倒しており、他にはマラーティー語のものが多少目に入る程度である。なぜこのような状況になっているのだろうか。印刷メディアにおけるコーンカニー語の状況を、ゴアの歴史、政府の言語政策、言語教育などに焦点を当て、その原因を探る。

発表者2:井坂理穂(東京大学)
タイトル:現代インドにおける出版業界の変化-グジャラート州の事例ー

近年のインドにおける経済自由化や経済成長、新中間層の台頭、教育機関の拡大、識字率の上昇、グローバル化の流れは、インドにおける各種出版物の生産・流通・消費のあり方にも大きな変化をもたらしている。それはたとえば、出版社の再編や提携、Crosswordに象徴されるような新たな販売形態、消費者による本の選び方、買い方の変化(ネットの利用など)、海外におけるインド系移民の市場の拡大など、様々な側面にあらわれている。本研究は、こうした出版業界をめぐる近年の変化を、歴史的な文脈のなかからとらえたうえで、とりわけ英語出版物と在地諸語出版物のそれぞれのあり方や両者の関係が、近年、どのように変化しつつあるのかに焦点をあてる。調査地域は、当面はグジャラート州に限定する。

2011年7月9日 第4回FINDAS研究会「現代(いま)、タゴールを読む」のお知らせ≪終了しました≫

掲載日 | 2011年06月09日

FINDAS外大拠点では、今年度第4回目の研究会を下記の日程で行います。
皆様のご参加をお待ちしております。

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日時:7月9日(土) 13:00~
場所:本郷サテライト7F 会議室
(アクセスマップ→http://www.tufs.ac.jp/access/hongou.html)
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今年2011年は、ベンガルの詩人ラビンドラナート・タゴールの生誕150周年にあたります。また5月には、丹羽京子著『人と思想 タゴール』(清水書院)が出版されました。これを機に、現代インド地域研究外大拠点(FINDAS)は、タゴールがベンガル文学に与えた影響、近代ベンガル社会におけるタゴールの位置づけ、タゴールと日本知識人との関係など、改めてタゴールを多角的に検討する会を開催します。

タイトル:<現代(いま)、タゴールを読む>

第一部
丹羽京子 「ベンガル詩人がみるタゴール」

第二部 『人と思想 タゴール』書評会
臼田雅之 「タゴールと近代ベンガル人の世界」
外川昌彦 「タゴールとその周辺」
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以上、よろしくお願い申し上げます。

2011年6月25日 第1回若手研​究者セミナーのお知らせ≪終了しました≫

掲載日 | 2011年06月08日

FINDAS外大拠点では、今年度第1回目の若手研究者セミナーを下記の日程で行います。
皆様のご参加をお待ちしております。
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日時:6月25日(土) 13:00~
場所:本郷サテライト3F セミナールーム
(アクセスマップ→http://www.tufs.ac.jp/access/hongou.html)
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<ケーララ・モデル>再考: ジェンダーの視点から
報告者1.小林磨理恵(JETROアジア経済研究所)
タイトル:「インド社会の変容と『結婚持参金(ダウリー)問題』:ケーララの事例を中心に」
要旨:
結婚時に花嫁の家族から花婿の家族に渡る金品である「結婚持参金(ダウリー)」をめぐる問題は、インド社会における主たる「女性問題」とされてきた。南インドのケーララ州は、過去に多くのコミュニティがダウリーの慣習をもたない母系制度下にあったことで知られているが、現在は旧母系制コミュニティにもダウリーの慣習化が及び、結婚時には花嫁家族の大きな出費と化している。本報告では、ケーララの一農村における「ダウリー問題」の実態を明らかにするとともに、ダウリーの慣習化を取り巻くケーララ社会の変容を分析することを試みる。
報告者2.町田陽子
タイトル:「インド、ケーララ州における社会変化と女性の生:女性の『ライフ・ヒストリー』調査を通して」
要旨:
現代ケーララ女性には2つの大きく異なる評価がなされている。1つは社会指標上、高い達成を遂げているという評価であり、もう1つはインドの他地域の女性と同様、多くのジェンダー問題に直面しているという評価である。現代ケーララ女性がこうした2つの側面を持つに至った理由について、従来の多くの研究では、ケーララ社会のコロニアル・ポストコロニアルの社会変化の中で生じたとされる「新しい家父長主義」の出現に依拠した説明が行われている。しかしながら、「新しい家父長主義」の出現が女性の位置づけを説明する――決定するという議論に留まると、構造が個人を決定するという議論の構図に取り込まれ、女性の創造的な行為主体性を看過することにつながりかねない。本研究は、女性のライフ・ヒストリーの聞き取りを通して、現代ケーララ女性がケーララ社会の社会変化にどのように取り組んでいるかを考察する。本研究を通して、現代ケーララ女性の、社会変化に取り組む主体、また社会変化を生み出す主体としての行為主体性の特徴を明らかにする。
コメンテーター:喜多村百合(筑紫女学園大学)
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以上、よろしくお願い申し上げます。