【終了】 2017年度 FINDAS共催 南アジア映画上映 (6/10)
2017年度 東京外国語大学主催、FINDAS共催 南アジア映画特集
『わな おじいちゃんへの手紙』上映会
14:00開演(13:30開場)
会場: 東京外国語大学府中キャンパス アゴラ・グローバルプロメテウスホール
http://www.tufs.ac.jp/access/
入場: 無料、先着順(501名)、申し込み不要
2015年|インド|マラヤーラム語81分|日本語・英語字幕付き(*日本語字幕はTUFS Cinemaオリジナルです。)|監督:ジャヤラージ|原案:チェーホフ『ワーニカ』
【あらすじ】
薄暗い寝床で手紙を書く少年。彼が思いを馳せるのは、水と緑の豊かな南インドの村。8歳で両親を亡くした少年クッターパーイは、大好きなおじいちゃんに引き取られ、入り江でカモを育て、漁をしながら平和に暮らしていた。彼は、裕福な家庭の子供と友達になり、やがて学校へ行きたいという思いを抱くようになる。永遠に続くかに見えた平和な暮らし。だがいつしか、その生活に暗雲が垂れ込める。チェーホフの『ワーニカ』を翻案、ケーララの美しい自然とともに、貧困と格差という残酷な現実を描き出す。2016年ベルリン国際映画祭クリスタル・ベア(Generation Kplus)受賞作品。
【終了】 2017年度 FINDAS共催・東京外国語大学AA研IRC20周年記念シンポジウム「小西正捷先生の南アジア民俗写真アーカイブを囲んで」 (5/20)
南アジア地域研究・東京外国語大学拠点(FINDAS)では、2017年5月20日(土)に、
東京外国語大学府中キャンパスにて、下記のとおり共催シンポジウムを開催いたします。
※予約不要でどなたでもご参加いただけます。
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2017年度 FINDAS共催・東京外国語大学AA研IRC20周年記念シンポジウム
「小西正捷先生の南アジア民俗写真アーカイブを囲んで」
日時: 2017年5月20日(土) 13:00~14:30
場所: 東京外国語大学府中キャンパス 研究講義棟115教室
(http://www.tufs.ac.jp/access/tama.html)
プログラム:
粟屋利江(東京外国語大学) 開会の挨拶
◆小西正捷(立教大学名誉教授)
南アジア民俗写真アーカイブに寄せて
◆小西公大(東京学芸大学)
写真アーカイブとフィールド・フォトグラフィーの可能性(ビデオ報告)
◆臼田雅之(東海大学名誉教授)
写真アーカイブとインド史研究の可能性
◆澁谷俊樹(関東学院大学)
写真アーカイブと南アジア民俗学の可能性
◆上杉彰紀 (金沢大学国際文化資源研究センター)
写真アーカイブと南アジア考古学の可能性
高島淳(東京外国語大学) 閉会の挨拶
司会: 外川昌彦(東京外国語大学)
共催: AA研IRC20周年記念事業、東京外国語大学拠点南アジア研究センター(FINDAS)
ベンガル・フォーラム実行委員会、ISBS-Japan Chapter
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【終了】2017年度 FINDAS共催国際シンポジウム 「南アジアにおけるベンガルを問う」(5/13)
南アジア地域研究・東京外国語大学拠点(FINDAS)では、5月13日(土)に、
東京外国語大学府中キャンパスにて、下記のとおり共催シンポジウムを開催いたします。
※予約不要でどなたでもご参加いただけます。
国際シンポジウム
「南アジアにおけるベンガルを問う」
日時: 2017年5月13日(土) 13:30~17:00(13時開場)
場所: 東京外国語大学研究講義棟227教室
(http://www.tufs.ac.jp/access/tama.html)
◇シンポジウム終了後、意見交換会を予定しております
◆基調講演 谷口晉吉(東京外国語大学)
「ベンガル地域研究の基本視座を求めて」
◆コメンテーター
藤田幸一(京都大学)
田辺明生(東京大学)
ジョシ・アバイ(金沢星稜大学)
◆司会 粟屋利江(東京外国語大学)
ベンガル地方は南アジアの最東端に位置し、歴史的に見て、東南アジア世界、東アジア世界と重なり合う境界地帯といってよい。その様な境界地帯が、いかにしてベンガルというアイデンティティを獲得し、南アジア世界の中に位置づけられたのか?ベンガルが南アジア世界の辺境に位置するということが、その歴史や社会にどのような特徴を与えたのか?ベンガルは南アジアの中で例外的、あるいは、異端的な存在なのか?ベンガルの部族、カースト、農業社会構造、農家経営の階層性などを長期的視点から考察して、ベンガル地域研究の基本的な視座を見出したい。
主催:科学研究費補助金基盤(A)「批判的地域主義に向けた地域研究のダイアレクティック」(代表 小川英文)
共催:東京外国語大学 海外事情研究所
人間文化研究機構ネットワーク型機関研究プロジェクト地域研究推進事業 東京外国語大学拠点南アジア研究センター(FINDAS)
【終了】 2017年度 第一回若手研究者セミナー「日常的実践からみるスリランカ社会」 (4/16)
南アジア地域研究・東京外国語大学拠点(FINDAS)では、4月16日(日)に、
東京外国語大学本郷サテライトにて、下記のとおり研究会を開催いたします。
※予約不要でどなたでもご参加いただけます。
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2017年度 第一回FINDAS若手研究者セミナー
「日常的実践からみるスリランカ社会」
日時: 2017年4月16日(日) 13:00~17:00予定
場所: 東京外国語大学 本郷サテライト 3階・セミナー室(http://www.tufs.ac.jp/access/hongou.html)
◆Nirmala Ranasinghe(立教大学大学院観光学研究科研究生)
「スリランカ社会におけるビーチボーイのエンパワーメント――スリランカ・ヒッカドゥワを事例に」
Empowerment of Beach Boys in Hikkaduwa, Sri Lanka
ビーチボーイとは、海浜地域でインフォーマルな観光セクターに従事する若い男性のグループの通称である。本発表では、生き残るための手段として観光に携わっていたビーチボーイの生活戦略の目的は、「生存」よりも「向上」戦略へ変わり、彼らは経済的または社会的なエンパワーメントを獲得していることを議論する。
◆梅村絢美(日本学術振興会特別研究員PD)
「苦痛のイディオム、不幸のイディオムーースリランカ・シンハラ社会におけるドーサをめぐって」
Idioms of Distress and of Misfortune–About Dosa in Sinhalese
シンハラ人たちはしばしば、身体的な不調をワータ・ピッタ・セマという3つのドーサ(dosa)によって表現する。ドーサはまた、「障り」と訳されるように、不幸や禍の説明因子としても動員される。マーク・ニッチャーはかつて、シンハラ社会における人びとの不調をあらわす特有の表現を「苦痛のイディオム」と呼んだ。本発表では、苦痛や不幸を引き起こすとされるドーサについて、食物摂取や生活習慣などを通じて人びとがどのようにそれに対処し付き合っているのか検討する。
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【お知らせ】 『東京外国語大学南アジア研究リサーチペーパー』No.1~5を刊行しました!
『東京外国語大学南アジア研究リサーチペーパー』No.1~5のPDFファイルを掲載しました。下記の「研究成果」のページからダウンロードすることができます。
製本冊子をご希望の場合には、送料着払いにてお送りいたします。FINDAS事務局のメールアドレス findas_office[at]tufs.ac.jpまで、メールにてお知らせください。