【終了】 2018年度第二回FINDAS研究会 「南アジア多言語社会における複合文化のなかの文学伝承」 7/7

掲載日 | 2018年06月13日

2018年度 第二回FINDAS研究会

(科研「南アジア多言語社会における複合文化のなかの文学伝承」(代表:水野善文)と共催)

 

【日時】 2018年7月7日(土)13:00~17:00(17:00~18:00 科研メンバーの打ち合わせ)
【場所】 東京外国語大学 本郷サテライト 8階会議室
(http://www.tufs.ac.jp/access/hongou.html)

※本研究会は、予約不要でどなたでもご参加いただけます。

【報告者・題目】

◆安永 有希(東京外国語大学・博士後期課程)
デーヴキーナンダン・カトリーの言語
The language of Devakinandana Khatri

19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍したヒンディー大衆小説作家デーヴキーナンダン・カトリーの執筆言語を、当時の言語論争や文学の状況の中で考察する。

◆水野 善文(東京外国語大学)
ラーマ物語とgodāna
Rama-stories and “godāna”

プレームチャンドが小説のタイトルにも使用したgodānaという単語は、インドの文化史をとおして様々な概念を有していた。このgodānaにつきヴェーダから近現代までの玉虫色の様相を垣間見ながら、ラーマ兄弟の結婚式まえに催行されたgodāna儀礼の箇所に注目して、ラーマ物語の伝承・変容を文化的背景と照合しながら捉えてみたい。

◆石田 英明(大東文化大学)
分離独立とヒンディー文学――カムレーシワルの『 いくつのパーキスターン』をめぐって
Indo-Pak Partition and Hindi Literature: Concerning “Kitne Pakistan” of Kamleshvar

カムレーシワル(1932-2007)の『 いくつのパーキスターン』(2000) は人々が憎しみ合い離反する気持ちの在り様を「パーキスターン」 と呼び、古今東西の多くの事例から「パーキスターン」 現象を検証しようとした作品である。 そういう観点からアウラングゼーブ、ジンナー、 マウントバテンらの役割に焦点を当てて 印パ分離独立の背景を探り、今なお続く「パーキスターン」 現象に世界中で人々が苦しめられているとする、この作品の今日における意義を探る。

【使用言語】 日本語

【終了】 2018年度 第一回FINDAS研究会  「情動・感情の歴史的考察」 6/30 ※プログラム一部更新

掲載日 | 2018年06月11日

 

 

2018年度 第一回FINDAS研究会  「情動・感情の歴史的考察」

 

【日時】 2018年6月30日(土)13:00~17:30
【場所】 東京外国語大学 本郷サテライト 7階セミナー室
(http://www.tufs.ac.jp/access/hongou.html)

 

【報告者・題目】

 

◆粟屋 利江(東京外国語大学)
南アジア研究における「感情」

Toshie Awaya (Tokyo University of Foreign Studies)
Some Reflections on “Emotion” in South Asian Studies

様々なディシプリン領域において「感情」、「情動」、「共感」などといった切り口による研究が目立つようになってしばらくたつ。当報告は、南アジア研究の領域における同様の動向について概観し、その意義と可能性について考察することを目的とする。

 

◆太田 信宏(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
「喜びと悲しみの王国――マイスール藩王国の伝統的カンナダ語詩文学にみる感情を巡る言説」

Nobuhiro OTA ( Research Institute for Languages and Cultures of Asia and Africa, Tokyo University of Foreign Studies)
Kingdom of Joy and Grief: Emotional Discourses in Traditional Kannada Literature of the Princely State of Mysore

本報告は、英領期のマイスール藩王国において伝統的韻文形式を用いてカンナダ語で著された文学作品中、特に藩王・臣民間関係の文脈でみられる感情に関わる表現や感情が強く表出される場面を取り上げる。それらの分析を手掛かりとして、植民地支配のもとで王権や王国政治秩序のあり方がどのように変容したのかについて考察を試みる。

 

◆Thierry Di Costanzo (University of Strasbourg, France)
‘Resentment’: A Tentative Assessment of the Imperial Intellectual Debate on the ‘Idea of Pakistan’ (1914-1949)

Kyoto University ASAFAS holds a valuable collection of books on Pakistan called ‘Aqeel Collection’. Dr DiCostanzo is working on the ‘Aqeel’ books written in English only, concerning the ‘idea of Pakistan’ written by intellectuals from all over the Empire. His presentation is about the history of the debate on Muslim nationalism and how the contents of that debate could be related to the promising field of ‘history of emotions’ in South Asian political history. He will take a particular look at the notion of ‘resentment’ in that corpus.

 

【使用言語】 日本語(一部、英語)

※本研究会は、予約不要でどなたでもご参加いただけます。

【終了】 第2回 日本ベンガルフォーラム(FINDAS共催) 6/24

掲載日 | 2018年06月04日

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第2回 日本ベンガルフォーラム(FINDAS共催)

 

【日時】 2018 年 6 月 24 日(日) 12:30~16:50
【会場】 東京外国語大学(府中校)講義棟 115 教室
【アクセス】 西武多摩川線多磨駅下車、徒歩約 5 分
http://www.tufs.ac.jp/access/tama.html

 

※要予約
「日本ベンガルフォーラム」HP にて登録(当日参加も可)
http://www.tufs.ac.jp/ts2/society/japanbengalforum/contact.html

 

【プログラム】

12:30~13:30 カルチャー部門
「サリーを巡るベンガルの伝統文化」

◆登壇者: シュクリシュナ石井

13:40~14:40 アクティビティ部門
「現場から考えるロヒンギャ難民問題」

◆司会・ディスカッサント: 日下部尚徳
◆登壇者: 大橋正明

14:50~16:50 リサーチ部門
「シンポジウム:50 年後に振り返るベンガルの農村社会―故原忠彦教授の民族誌再訪」

開会挨拶:谷口晉吉
◆外川昌彦
「ベンガル農村社会の民族誌的研究―故原忠彦教授のムスリム社会研究から見た―」
◆杉江あい
「現代バングラデシュ村落社会の多面性―故原忠彦教授の民族誌と後続の村落研究より―」
◆藤田幸一
「バングラデシュ農業・農村開発の社会的基盤―故原忠彦教授の議論に寄せて―」
◆高田峰夫
「原忠彦先生の研究を最初のバングラデシュ調査から考える-生涯にわたる調査と業績との関連を念頭に置きつつ-」

◆ディスカッサント:石井溥

全体討論

シンポジウムの趣旨文:
日本のバングラデシュ研究の草分け的存在として知られ、文化人類学者としても多様な研究領域に成果を残した故原忠彦教授(1934-1990)は、1962-4年に行ったチッタゴン県ゴヒラ村での農村調査の成果をムスリム社会の民族誌(Paribar and Kinship in a Moslem Rural Village in East Pakistan)にまとめ、それは1967年にオーストラリア国立大学の博士論文として提出されました。
約5千万人の人口であった当時の東パキスタンは、現在では1億6千万人の人口を擁するバングラデシュとなり、その間にベンガルの地域社会は多様な変化を経験し、南アジアの地域研究をめぐる環境も様々な変化を遂げています。
本シンポジウムでは、今年で50周年を迎える故原忠彦教授によるベンガル農村社会の民族誌的研究を振り返ることで、地域社会の視点を通して見られるベンガル社会の多様な変化や、多岐にわたる原忠彦先生の問題関心の広がりを跡付けることで、原先生が残した豊かな研究領域の成果を振り返り、その今日的な意味を議論します。

フォーラムは、東京外国語大学拠点南アジア研究センター(FINDAS) と共催。
シンポジウムは、東京外大AA研基幹研究人類学班、AA研共同研究課題と共催。

【お問い合わせ】「日本ベンガルフォーラム」ホームページ
http://www.tufs.ac.jp/ts2/society/japanbengalforum/contact.html

【終了】 2018年度 FINDAS共催 南アジア映画上映 『あるがままに』 6/9

掲載日 | 2018年05月23日

2018年度 東京外国語大学主催、FINDAS共催 

南アジア映画特集『あるがままに』上映会

日時: 2018年6月9日(土)14:00開映(13:30開場)

会場: 東京外国語大学 アゴラ・グローバル プロメテウス・ホール  http://www.tufs.ac.jp/access/

入場無料、申込み不要(先着501名)、一般公開

 

プログラム:

『あるがままに』本編上映
解説:石田英明(大東文化大学 教授)

 

主催:東京外国語大学
共催:東京外国語大学拠点南アジア研究センター(FINDAS)
協力:Gauurikaa Films / Dr. Mohan Agashe / Ms. Kyoko Dan / Ms. Meenakshi Shedde / Dr. Mizuho Matsuo / Prof. Hideaki Ishida

 

作品紹介:

インド/2013年/マラーティー語/123分
日本語・英語字幕付き(日本語字幕:藤井美佳)

監督:スミットラー・バーヴェー、スニール・スクタンカル

 

【あらすじ】
父が忽然と姿を消した。
町の雑踏を悠然と歩く美しい象。一人の老人が、その象に心を奪われ、ひたすらにあとを追う。象使いは見知らぬ老人を追い払おうとするが、老人は少年のように無邪気にほほ笑むばかりで、そばを離れようとしない。困り果てた象使いは、妻の待つ川辺のテントに老人を連れて帰る。老人は、安住の地を見つけたかのように、象のそばで安らぐのであった。
舞台は西インドのマハーラーシュトラ州プネー。インド古典文学と哲学の権威シャストリ博士は、かつて東洋学研究所の長であった。二人の娘はそれぞれ独立し、博士は自宅で書生と暮らしていたが、アルツハイマー型認知症の兆候が現れ、記憶が失われつつある。娘夫婦が同居を試みるも、育児と介護の両立はたやすいことではなかった。父が姿を消したのは、そんなある日のことである。
偶然が引き合わせた二つの家族。誰にでも等しく訪れる老い。父の不在で立ち現れてきたものとは。

2013年 インド国家映画賞脚本賞受賞作。

https://tufscinema.jp/180609-1/

 

【お問い合わせ】
東京外国語大学 総務企画課広報係( 土日祝をのぞく 9:00-17:00)
〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1
Tel: 042-330-5150

[南アジア映画特集Facebook]
https://www.facebook.com/TUFScinemaSouthAsia/
[TUFS Cinemaウェブサイト]
https://www.tufscinema.jp
[東京外国語大学ウェブサイト]
http://www.tufs.ac.jp

【お知らせ】南アジア民俗写真データベースを公開しました!

掲載日 | 2018年05月07日

 

 

大学共同利用機関法人人間文化研究機構 地域研究推進事業(南アジア地域研究) 東京外国語大学拠点南アジア研究センター(FINDAS)
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所付属情報資源利用研究センター (IRC)の共催

 

「小西正捷・南アジア民俗写真データベース」の公開

https://southasianfolklore.aa-ken.jp/

 

本プロジェクトは、立教大学名誉教授・小西正捷(こにしまさとし)氏が撮影してこられた約6000点の南アジアの考古学、文化人類学などに関わる写真資料を精査・編集し、広く研究・教育、社会貢献に資する画像資料の情報資源データベースとして、公開しようとするものであります。

東京外国語大学拠点南アジア研究センター(FINDAS)では、2013年度より、小西正捷氏の写真資料、約6000点を受け入れて保存する一方、人間文化研究機構「南アジア地域研究」プロジェクト経費の一部も活用することで、フィルム写真資料の長期保存と研究・活用に資するため、そのデジタル化と資料の年代や位置情報などの関連情報の調査や整理を進めてまいりました。IRC言語文化資料資源化プロジェクトとして公開される本データベースは、FINDASとの連携のもとで、写真アーカイブ資料に関わる関連情報の調査を進め、画像資料の精査と編集を行うことで、南アジア民俗写真データベースとして公開し、その幅広い社会的活用を促進しようとするものであります。

 

◆お問い合わせ◆
東京外国語大学拠点南アジア研究センター事務局 findas_office[at]tufs.ac.jp

 

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