2011年4月23日 第2回FINDAS研究会 「出産の医療化―インドと中国の農村地帯から」≪終了しました≫

掲載日 | 2011年04月14日

FINDAS外大拠点では、今年度2回目の研究会を下記の日程で行います。

大変な時ではありますが、皆様のご参加をお待ちしております。

——————————————————————————–
日時:4月23日(土) 13:00より
場所:本郷サテライト4階セミナールーム
(アクセスマップ→http://www.tufs.ac.jp/access/hongou.html)
——————————————————————————–
<出産の医療化―インドと中国の農村地帯から>

発表者1:松尾瑞穂(新潟国際情報大学 情報文化学部情報文化学科)

タイトル「母子保健がもたらすもの―西インド農村地域における微細な生政治」
 
概要
報告者が人類学調査を行っている西インド、マハーラーシュトラ州農村地域では、近隣大都市部の経済発展に伴う雇用機会の拡大や通信・交通の発達により、村落女性と医療施設/医療者との日常的な接触が飛躍的に増大している。
本発表では、農村地域において広まる母子保健が、女性の福祉やリプロダクティブ・ヘルスの向上という面をもちつつも、どのように人々の出産慣行の変容や家族計画の推進、子どもの選択等と接合していくのかを検討する。

発表者2:姚毅(東京大学外国人研究員)

タイトル「中国農村における病院分娩の推進と女性経験・主体―農村調査を通して」

概要
中国の農村では、今日分娩の病院化・医療化が急速に進行し、病院での出産が一般的になってきている。これは、人口政策、母子衛生、医療改革、地域格差の是正などの国策に絡めとられ、上から推し進められたものでもある。こうした政策は、国家の統制力の比較的弱い農村地域で如何に実施され、浸透し、また当の女性はそれをどのように受け止め対応してきただろうか?本報告は、東北に位置する遼寧省と南部に位置する湖南省の二つの村で行った聞き取り調査を中心に考察する。

コメンテーター:松岡悦子(奈良女子大学)