【終了】2020年度第四回FINDAS研究会「南アジア研究における情動の諸相」

掲載日 | 2020年10月20日

2020年度 第四回FINDAS研究会

(共同利用・共同研究課題「南アジア研究における情動の諸相」2020年度第二回研究会と共催)

 

「南アジア研究における情動の諸相」

 

【日時】  2020年11月8日(日)13:00-16:30
【場所】 ZOOM会議

※要予約(参加をご希望の方は、ZOOMをインストールの上、下記に記載の事務局メールアドレスまで氏名、所属、連絡先アドレスを、11月5日17:00までにお知らせください。)

 

【報告者・題目】

◆太田 信宏 (東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)

「マイスール藩王国における王権の感情化とその起源」

“Emotionalization of Kingship and its Provenance in the Princely State of Mysore”

本報告では、イギリス植民地期の南インド・マイスール藩王国期に現地語カンナダ語で編纂された歴史書を主に取り上げ、王と「臣民」との関係や王の言動が、喜びや悲しみなどの感情や情緒にいろどられて表象される傾向があることを指摘する。こうした英領期における歴史叙述の「感情化」について、植民地化以前の歴史叙述との連続性/断絶性を検討するとともに、カンナダ語による歴史叙述を取り巻く当時の知的状況についても考察する。

 

◆井田克征(中央大学)

「中世マハーラーシュトラの聖者伝における感情と救済」

“Emotions toward to the salvation in hagiographies of medieval Maharashtra”

ヒンドゥー思想の歴史において,解脱へ向かう最終段階には様々な感情―例えば歓喜,寂静,あるいは振動など―が密接に関わるものとして語られてきた。本報告は,マハーラーシュトラにおいて14-15世紀に編纂されたマラーティー語の聖者伝に描き出された感情表現を分析し,悲嘆やおそれのような強い感情が彼らの帰依による救済論の中で重要な役割を果たしていたことを明らかにする。

 

コメンテータ:伊東剛史(東京外国語大学)

【使用言語】 日本語

【連絡先】  東京外国語大学南アジア研究センター(FINDAS)事務局

[E-mail] findas_office[at]tufs.ac.jp

[HP] http://www.tufs.ac.jp/ts/society/findas/