ウルドゥー語劇「パコと魔法の絵本」

日時:2011年11月23日(水・祝)午前11時40分開演

場所:東京外国語大学アゴラ・グローバル


公 開 日:2011年11月4日

最終更新日:2011年11月6日


あらすじ:
 これはとある病院でのお話です。この病院にいる患者たちはみんな「変わり者」 ばかり。
 登場人物説明の中の( )内は劇中劇での配役です。また、画像をクリックすると拡大されます。

○大 貫(ガマ王子): 頑固で乱暴者。「クソジジイ」と呼ばれていたが、パコに出会って変わっていく。
○パ コ: 交通事故のため、1日しか記憶が保てない女の子。純粋。
○龍門寺(ミズスマシ): 不良だが、根は優しい。
○室 町(ザリガニ魔神): もと人気子役。大人の俳優になりきれずに悩んでいる。自殺未遂のたびに入退院を繰り返している。
○木之本(ガマ姫): うわさ話が大好きな変わったおばさん。
○滝 田(サカナ): 落ちこぼれの消防士。
○堀 米: とにかく変わり者で、空気が読めない。

さらに、医者や看護師もみんな個性的。
○浅 野(タニシ): 変な医師。
○光 岡(メダカ): 口は悪いが、患者思いの不良看護師。室町のことが好き。
○浩 一(アメンボ): 大貫の甥で、よく病院にやってくる。妻(雅美)に頭が上がらない。
○雅 美(沼エビ魔女): 浩一の妻で、看護師。ことあるたびに浩一にあたる。

その中でも極めつけは「クソジジイ」大貫。
「おまえが私を知ってるってだけで腹が立つ」
近づく人にそう吐き捨て、自分の思うように行かないと怒鳴り散らす始末。そんな病院内で嫌われ者だった大貫は、パコという少女に出会います。
実はパコは交通事故で両親を亡くし、後遺症で明日になると昨日のことは忘れてしまうのでした。
パコと関わっていくうちに、大貫はパコのために何かしてあげたいと考えるようになります。
そこで思いついたことは、パコの読む絵本をみんなでお芝居にすること。
「パコの心に何か残したい」という大貫の思いは、病院にいるみんなの心にも残るようになります。

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