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ポルトガル語圏アフリカ
(PALOP:''Paises Africanos de Lingua Oficial Portuguesa)

ポルトガル語圏アフリカには、アンゴラ共和国、モザンビーク共和国、カーボヴェルデ共和国、ギニアビサウ共和国、サントメ・イ・プリンシペ共和国の5カ国があります。

私の専門であるモザンビーク共和国については、別コーナーで詳しく紹介しますが、それ以外の国については、2008年度の中級ポルトガル語講座の受講生たちがポルトガル語のサイトなどを見てポルトガル語で作成したレポートをもとに、それぞれのページで紹介します。(学生の皆さん、お疲れ様でした!)
なお、各学生レポートは、ポルトガル語専攻でアフリカ・ゼミ生の秋田祐実さんが和訳・修正し、最終的に私がチェックしております。

いずれの国も、長年のポルトガルの植民地支配を受け、1975年に独立を達成したばかりの「若い国」です。
同じ元ポルトガル領で公用語としてポルトガル語を選んでいる国々とはいえ、ポルトガル語の普及度や、政治・経済・文化面で大きな違いを有しています。
その多様性が最も現れているのが、音楽といえます。

アフリカ東部にあるモザンビークの音楽はゆったりとしており、逆に西部にあるアンゴラの音楽は激しいリズムが特徴的です。
ギニアビサウも西部にありますが、イスラームの影響を強く受け、複雑な音構成となっています。
一方、アフリカとヨーロッパ、そしてアメリカを結ぶ航海上の要地であったカーボヴェルデの音楽は、それぞれの大陸の音楽が混ざり合っています。
歌に使われている言語もポルトガル語、クレオーレ(ポルトガル語の現地化したもの)、バンツゥー系のアフリカ諸語など、様々です。

聞き比べてみたい人は、PUTUMAYO社(NY)の"Afro-Portuguese Odyssey"をお勧めします。(http://www.putumayo.com/)
http://www.putumayo.com/catalog/item.php?&item_number=204
このウェブサイトの「アフリカの歴史・文化」内の音楽でも紹介しています。


ポルトガル語圏アフリカに、音楽的にも非常に豊かな国が多いことはご存知だったでしょうか?
ポルトガルのファド、ブラジルのサンバ、アフリカのリズム、アジアの旋律が混ざり合って熟成された音楽は、多様性に富み、皆さんを驚かせることでしょう。

カーボヴェルデの音楽は、セザリア・エヴォラ (CESARIA EVORA) のグラミー賞受賞
(「VOZ D'AMOR」2003)で一躍世界的に知られるようになりました。
以下のサイトでセザリアの音楽が聴けます。
http://www.caboverde.com/evora/evora.htm
日本でも多くのCDが購入できます。

その他、各国の音楽については、各国のページをご覧ください。

 
 
 
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