ギニアビサウ共和国について |
1.ギニアビサウの政治
ギニアビサウは共和制に基づき、議会は100人で構成されている。最大の政党はギニア・カーボベルデ独立アフリカ党 であり、議席の大部分を獲得している。行政区分は9つのパートに分かれており、8つの区と1つの自治区によって構成されている。
1991年にギニアビサウは複数政党制に移行し、94年選挙でビエイラが大統領に選ばれるが、建国以来数多く発生してきたクーデターや暗殺が収まらず、現在でも政情不安なままである。
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2. サントメ・プリンシペの政治
ギニアビサウでは、野球やバスケットボール・ラグビーといった世界の多くの国々で人気のあるスポーツがまだあまり知られてはいない。ポルトガルの支配下にあったギニアビサウはその影響からか、サッカーが最もポピュラーで唯一プロリーグの存在するスポーツとなっている。しかし、世界ランク171位、アフリカ54カ国中48位のギニアビサウのサッカーはまだまだ発展途上の段階にある。 |
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3.ギニアビサウの料理
長い間ポルトガルの支配下にあったギニアビサウもまた、他のポルトガル語圏同様、その影響を大きく受けている。魚・キャッサバ・アーモンド・豚・乳製品がギニアビサウの料理に使われる主な食材である。また、豊富な果物、トマトやカボチャ・ピーマン・さつまいもなどの野菜もふんだんに使われる。
参考サイト
http://tabisite.com/hm/shoku/z50
http://www.plan-japan.org/home/country/pdf/cis_g-bi.pdf
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○Fufu:キャッサバをこねて作った主食。肉や魚の煮込み料理と共に食べる。
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○Pao de milho:トウモロコシでできたパン。
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○Comseleba:玉ねぎととうがらしをレモンと一緒に漬けたもの。ギニアビサウでは、これを魚やご飯とともに食べるのが一般的 |
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4. ギニアビサウの音楽
 ギニアビサウには、他のアフリカ諸国と同様に、伝統的な民族楽器を用いた民族音楽から現代的なポップスまで存在している。
民族楽器には、“Calabash”や“Xekele”が代表的なものに挙げられ、公的な儀式の際に使われることが多い。
○Jose Carlos Schwarz
(1949-77):ギニアビサウで最も有名な音楽家の一人である。彼は、植民地支配に抵抗し、ポルトガル語とフランス語を話せるにもかかわらず、あえてクレオーレで歌った。1970年には“Cobiana
Djazz”というバンドを結成し、活動を開始。ギニアビサウが独立した後は、芸術や文化の面において活躍したが、1977年に不慮の事故で亡くなった。
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