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授業の目標
総合文化講座の教官12名による総合文化コースのリレー式講義のひとつとして、それぞれのジャンル、地域、対象や研究方法を横断しつつ、毎回「読み切り」の形で、表象文化とその研究の諸相をパノラマすることを試みる。
教材・参考書等
それぞれ担当の総合文化講座の教官12名によって、授業時に指示されるか、あるいはプリントが配布されることになるであろう。
成績評価の方法
毎回、10分程度の時間を授業の最後に取って、感想あるいは短い問いの形でレビュー・シートかレスポンス・ペーパーの提出を求め、その12回の合計で評価する。
受講上の注意
毎回、出欠を兼ねたレビュー・シートかレスポンス・ペーパーの提出を求めて採点対象とし、その合計点数が60点に満たない場合は不合格となるので、第1限でもあり、出席回数には十分に注意を払って参加のこと。担当教官の予定が変更になる場合には教務課に掲示する。
授業の内容・計画 (開講予定)
0=10/1 : 谷川道子:講義の概要・趣旨説明
1=10/8 : 松浦寿夫:現代美術のトポス
2=10/15: 川島郁夫:中国古典演劇の系譜――元雑劇から京劇へ
3=10/22: 蓮実治雄:モンゴルの民謡と音楽
4=10/29: 石井和子:インドネシア・ジャワの影絵芝居ワヤン
5=11/5 : 阿保雅行:スポーツ文化の研究方法論
6=11/12: 田島信元:バフチン、ビゴツキィ――認知心理学的文化研究方法論
7=11/26: 藤井守男:イスラーム神秘思想と文学――『マスナヴィー』を中心に
8=12/3 : 鈴木聡 :〈価値〉の諸相――ワールドカップが作る世界像
9=12/10: 渡邉雅司:タルコフスキイの映画を読む
10=1/15: 柴田勝二;文学批評と文学研究の実際
11=1/22: 杉浦 勉:ポスト・フランコのスペイン映画
12=1/29: 谷川道子:現代演劇の様相――ドイツの例を中心に
12/17、2/5: 予備日
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