授業科目名 : 総合科目III
講義題目 : 科学技術と社会
曜日・時限 : 月・2 (117教室)

授業の目標
 21世紀がはじまり5年目に入りました。世界も日本社会も1990年には予想できなかった様々な問題に直面しています。  
   そうした問題の一定割合は、20世紀に爆発的に進歩した科学技術(特に科学と一体化した技術)がもたらしたものです。 
 科学技術がどのように我々の社会生活に影響を及ぼし、我々のものの考え方に食い込んでいるのかを、その負の側面にも留意しつつ探究してみたいと思います。
 本年度は、特に、脳死・臓器移植、生殖医療等の先端医療や生命科学の問題、並びに安全の問題(科学技術化した社会にひそむ様々な危険の問題)を重視してお話ししていこうと思っています。 

授業の内容・計画
 上に掲げる授業の目標のために、本年度は、特に、脳死・臓器移植、生殖医療等の先端医療や生命科学の問題、並びに安全の問題(科学技術化した社会にひそむ様々な危険の問題)を重視してお話ししていこうと思っています。 
具体的には次のようなトピックスを扱う。

  • 情報技術と自由の問題
  • 科学技術と社会の安全の問題
  • 脳死・臓器移植問題、生殖医療の問題
  • 科学技術体制におけるアメリカン・システムの問題
  • 19世紀〜20世紀における科学技術の体制とその問題点
  • その他科学技術に関わることがら

    成績評価の方法
    学年末試験の成績に、自由レポートを加算する

    受講上の注意
    参考文献リスト等は授業中に配布