2004年度総合科目III「科学技術と社会」 試験
注意:以下の通り、問題をオープンにするという以外は全く正規の試験を行う。
(一切の持ち込み不可)。
自由レポートを提出した方は、答案の最後にそのことを記しておいてください。
(私の方のチェック漏れを防ぐためです。)
問題は次の通り
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次の設問のうちから、一問を選び解答せよ。  
 
  1. 脳死臓器移植のはらむ問題について、事実をきちんと押さえた上で、自分の意見を述べよ。
  2. 生殖や出産にかかわる先端医療のはらむ問題について、事実をきちんと押さえた上で、自分の意見を述べよ。
  3. 「現代社会と安全」というタイトルで、何か特定のテーマを取り上げて論ぜよ。
      (例示:伝染病;毒物;化学薬品;原子力;爆発物;交通事故;情報通信網;自然災害;牛海綿状脳症;口蹄疫;炭疽菌;エイズ;遺伝子組換食品;情報化社会等)
      あるいは、科学技術における失敗という観点から、その具体的な失敗例を取り上げ、失敗の要因を分析し、必要な対応策を論じてもよい。
      (CF.畑村洋太郎『失敗学のすすめ』講談社、\1600
       失敗学会ホームページ http://www.shippai.org/  )
  4. 大学と科学技術のかかわり合いを歴史的に通観せよ。
      (必ずしも全局面にわたる必要はないが、エコール・ポリテクニークには少なくとも触れよ。)
  5. アメリカの科学技術のあり方について、その歴史的形成過程の特殊性をふまえた上で、批判的に論ぜよ。
    (上記の「アメリカ」を君の専攻する地域・国家に変えて、解答するも可。
    例:「中国」「旧ソビエト連邦」「韓国」「台湾」「インド」など)
      あるいは、科学技術とグローバリズムの問題という観点から、特定のテーマをとりあげ、論じてもよい。