2000年度科学思想史演習文献表        2000.4.13 
<基本的> 
*伊藤俊治(いとう・としはる)
	『20世紀写真史』ちくま学芸文庫、1992、950円
	『<写真と絵画>のアルケオロジー』白水社、1987
	『写真表現の150年』NHK市民大学、1989 
*ジョン・バージャー
	『イメージ:視覚とメディア』伊藤俊治訳、PARKO出版、1986、2060円
	『見るということ』笠原美智子訳、白水社、1993、2500円 
*ヴァルター・ベンヤミン
	『図説 写真小史』久保哲司編訳、ちくま学芸文庫、1998
 「複製技術時代の芸術作品」『ボードレール他五篇』野村修編訳、岩波文庫、1994、  620円
*ジョナサン・クレーリー
	『観察者の系譜:視覚空間の変容とモダニティ』遠藤知巳訳、十月社、1997、	
	3200円 
*『別冊宝島』
 97:わかりたいあなたのための現代写真・入門、1989
 EX :写真の新しい読み方、1992
*ピエール・ブルデュー監修
	『写真論:その社会的効用』山縣ひろし・山縣直子訳、法政大学出版局、1990 
*西村清和(にしむら・きよかず)
	『視線の物語・写真の哲学』講談社選書メチエ、1997 
*アラン・トラクテンバーグ
	『アメリカ写真を読む』生井英考・石井康史訳、白水社、1996 
*大島洋=選
	『再録 写真論 1921―1965』淡交社、1999 
*飯沢耕太郎
	『日本写真史を歩く』新潮社、1992 
	『写真美術館へようこそ』講談社現代新書、1996
*ヴィレム・フルッサー
	『写真の哲学のために』室井尚解説、深川雅文訳、勁草書房、1999 
*大林信治(おおばやしんじ)・山中浩司編
	『視覚と近代:観察空間の形成と変容』名古屋大学出版会、1999
*亀井武(かめい・たけし)編
	『日本写真史への証言』上下、淡交社、1997
*石黒敬章(いしぐろ・けいしょう)
	『幕末・明治のおもしろ写真』平凡社、1996
*ハル・フォスター編
 『視覚論』槫沼範久(くれぬま・のりひさ)訳、平凡社、2000

<遠近法> 
*佐藤康邦
	『絵画空間の哲学:思想史の中の遠近法』三元社、1997、2884円 
*佐藤忠良・中村雄二郎・小山清男・若桑みどり・中原佑介・神吉敬三
	『遠近法の精神史―人間の眼は空間をどうとらえてきたか―』平凡社、1992、	
	3500円 
*岸文和
	『江戸の遠近法:浮絵の視覚』勁草書房、1994、3605円 
*エルヴィン(アーウィン)・パノフスキー
	『<象徴形式>としての遠近法』木田元監訳、哲学書房、1993 
*辻茂
	『遠近法の誕生:ルネサンスの芸術家と科学』朝日新聞社、1995、2600円 
	『遠近法の発見』現代企画室、1996
*小山清男(こやま・きよお)
	『遠近法:絵画の奥行きを読む』朝日新聞社選書、1998

<関連書> 
*吉見俊哉編
	『メディア・スタディーズ』せりか書房、2000
*吉見俊介・大澤真幸・小森陽一・田嶋淳子・山中速人
	『メディア空間の変容と多文化社会』青弓社、1999
*R.スクラー
	『映画がつくったアメリカ』鈴木主税訳、平凡社、1980 
*松浦寿輝(まつうら・ひさき)
	『知の庭園:19世紀パリの空間装置』筑摩書房、1999 
*ノルベルト・ボルツ
	『意味に飢える社会』村上淳一訳、東京大学出版会、1998、 
*ボルツ、ノルベルト/ヴィレム・ファン・レイイェン
	『ベンヤミンの現在』岡部仁訳、法政大学出版局、2000
* フリードリヒ・キットラー
  『ドラキュラの遺言:ソフトウエアなど存在しない』原克・他訳、産業図書、1998、
     3400円 
*スヴェトラーナ・アルパース
	『描写の芸術:17世紀オランダの絵画』幸福輝訳、ありな書房、1993、 
*多木浩二
	『モダニズムの神話』青土社、1985 
*荒俣宏
	『夢の痕跡:20世紀科学のワンダーランドに遊ぶ』講談社、1995、 
	『20世紀雑誌の黄金時代』平凡社、1998
*大島洋責任編集
	『写真家の時代1:写真家の誕生と19世紀写真』洋泉社、1993
	『写真家の時代2:記録される都市と時代』洋泉社、1994 
*横江文憲(よこえ・ふみのり)
	『ヨーロッパの写真史』白水社、1997 
*オデット・ジョワイユー
	『写真の発明者ニエプスとその時代』持田明子訳、パピルス、1998 
*ロラン・バルト
	『ロラン・バルト映画論集』諸田和治編訳、ちくま学芸文庫、1998 
*三井秀樹(みつい・ひでき)
	『テクノロジー・アート』青土社、1994 
*鹿島茂
	『『パサージュ論』熟読玩味』青土社、1996、2400円
	『パリ・世紀末パノラマ館』角川春樹事務所、1996 
*大竹昭子
	『眼の狩人:戦後写真家たちが描いた軌跡』新潮社、1994
*伊藤俊治(いとう・としはる)
	『裸体の森へ』筑摩書房、1985
	『東京身体映像』平凡社、1990、2400円
	監修『アサヒグラフ別冊 シリーズ20世紀―4 メディア』朝日新聞、 1996
	監修『テクノカルチャーマトリクス』、NTT出版、1994、2900円
	『写真都市』冬樹社、1984 
	『写真史』朝日出版社、1992
*J.バルトルシャイテス
	『アベラシオン』種村季弘・巖谷國士訳、国書刊行会、1991、4500 円
	『アナモルフォーズ』高山宏訳、国書刊行会、1992、5500円
	『鏡』谷川あつし訳、国書刊行会、1994、6800円
*イアン・ジェフリー
	『写真の歴史―表現の変遷をたどる―』伊藤俊治・石井康史訳、岩波書店、1987 
*ヴァルター・ベンヤミン
	『パサージュ論―1 パリの原風景』今村仁司他訳、岩波書店、1993
	『パサージュ論―5 ブルジョワジーの夢』今村仁司他訳、岩波書店、1995 
	『パサージュ論―2 バードレールのパリ』今村仁司他訳、岩波書店、1995 
	『パサージュ論―3 都市の遊歩者』今村仁司他訳、岩波書店、1994 
*T.スクリーチ
	『大江戸視覚革命:一八世紀日本の西洋科学と民衆文化』田中優子・高山宏訳、
	作品社、4800円
	『春画:片手で読む江戸の絵』講談社、1998、1700円
	『江戸の思考空間』村山和裕訳、青土社、1998
*港千尋(みなと・ちひろ)
	『群衆論:20世紀ピクチャー・セオリー』リブロポート、1991
	『映像論』NHKブックス、1998、1070円

<視覚の科学>
*C.G. ミューラー/ M.ルドルフ
	『光と視覚』田口う三郎監修、パシフィカ、1977

<広告>
*北田暁大(きただ・あきひろ)
	『広告の誕生:近代メディア文化の歴史社会学』岩波書店、2000

<テレビ>
*水越伸「生き返れ! テレビ:ここに可能性がある。市民との回路をつなぎ直す」
 『世界』1999年5月号、pp.125-133 
  (多くのテレビ論の文献があげられている。)
 『思想』1958年11月号「特集:マスメディアとしてのテレビジョン」
 『調査放送』(東京放送)
	『放送朝日』(朝日放送)
 『YTVレポート』(讀賣テレビ)
 『CBCレポート』(中部日本放送)
 加藤秀俊『テレビ時代』
 加藤秀俊『見世物からテレビへ』
 INAX Booklet『テレビ』INAX出版、1988
*マーティン・エスリン
 『テレビ時代』黒川欣映訳、国文社、1996、1800円
*佐藤二雄(さとう・つぎお)
	『テレビとのつきあい方』岩波ジュニア新書、1996、650円

<マンガ>
*四方田犬彦(よもたいぬひこ)
 『漫画原論』筑摩書房、1994、筑摩文庫、1999
*呉智英
	『現代マンガの全体像』情報センター、1986
*ベルント、ジャクリーヌ
	『マンガの国ニッポン―日本の大衆文化・視覚文化の可能性』佐藤和夫・水野邦彦訳、
  花伝社、

<写真雑誌、グラフ雑誌等々>
*朝日新聞社編
	『カメラ面白物語:エピソードでつづる日本の写真150年』朝日新聞社、1988
*『芸術新潮』
	1994年8月号、ファッション写真の冒険
*『朝日グラフ増刊』
	1995年7月、朝日グラフに見る戦後50年

<その他>
*ベンヤミン
	『複製技術時代の芸術』川村二郎・高木久雄・高原宏平・野村修訳、紀伊国屋書店、  
 1965
*田中雅夫
	『写真一二〇年史』ダヴィッド社、1959
*キトラー、フリードリッヒ
	『グラモフォン、フィルム、タイプライター』石光泰夫・石光輝子訳、筑摩書房、1999
*佐藤健二
	『風景の生産・風景の解放:メディアのアルケオロジー』講談社選書メチエ、1994