学芸大1
外国語教育学会 (JAFLE)
第15回研究報告大会

What's New

大会発表の募集 8/22
教室番号訂正 8/23
大会発表希望者のレジュメ締切 9/24
プログラム(暫定版) 10/10
プログラム(最終版) 10/19
写真添付 11/13

第15回大会は無事終了しました

学芸大2
日時 2011年11月12日(土)
9:30-18:00
場所 東京学芸大学
 

研究発表について

発表者はハンドアウトを40部程度用意してください。当日はWindows XP, Office 2003, プロジェクタ,マイクを利用できます。


受付では会費の徴収を行いません。会費はあらかじめ郵便局で振込ください。

入会手続き


振込




プログラム(最終版)

会場 東京学芸大学
発表会場  S棟303室
理事会室   S棟302室

午前の部    
9:30 開会の辞
 

タイトル

発表者・所属
発表内容
  司会 秋田 辰巳(甲府商科専門学校)  
9:40-10:10

Eメールプロジェクト―途上国開発の実践の場での英語力向上のために

麻生 久美子(日本大学)

発表者の務める大学では、国際交流を通じてのプロジェクトを実践している。アメリカ中西部の州立大学の日本語科と連携し、パートナーを決め、アメリカの方では日本語を使うことを課題とし、こちらでは英語を使うことを課題としながら、パートナーとEメール交換をするというプロジェクトである。自分の英語力がどのくらい相手に通じるものかを実感し、自信をつけるとともに、さらなる英語学習の動機づけとすることを目標としている。

10:10-10:40

オーストラリア先住民を教室へ―Skypeを利用した双方向授業の試み―

拝田 清(東京外国語大学)

jafle1501

本発表は東京外大での「オーストラリア先住民語研究入門」における実践報告である。本講義は2009年の後期から開講され、現在3年目に入るところである。本講義では新しい試みとして、Skypeという「テレビ電話」システムを利用している。先住民の方々に直接、彼らの言語文化について語ってもらい、学生との質疑応答にも対応してもらっている。発表では受講学生と先住民の反応、今後の課題に加えて、英語を媒介言語としての使用する授業形態の副次的効果についても報告したい。

10:40-11:10

L3としてのオランダ語における結果---原因表現習得とL2英語の習熟度との関連

川村 三喜男(東京外国語大学)

jafle1502

日本人学習者が産出する英語とオランダ語では、連続する2つの節が直接因果関係にあり、原因節が結果節に続く場合、後者が前者に埋め込まれないことがしばしばみられる。本発表では単一の学習者グループが産出した英語、オランダ語の筆記データ分析に基づき、英語で原因節を埋め込むことのできる学習者のオランダ語にも上述の現象がみられることを示し、これを従来のL3研究で論じられることの少ないL2(英語)の習熟度に注目して説明する。

休憩    
  司会 佐野 洋(東京外国語大学)  
11:15-11:45

学習経験が英語イントネーションに及ぼす影響

笠原 園子(文教大学)

日本人が英語を発音する際に特定の文法項目に不適当なピッチプロミネンスをおく傾向があると指摘した先行研究では、その理由として言語転移を示唆したものが多い。しかし日本語のなにがどのように転移するのかはまだ解明されていない点も多く断言は出来ない。本研究では言語転移以外の理由として学習経験との関連性を考察し、日本の中学校、高校における文法中心の英語学習による影響の可能性を確認した。また、教師のイントネーションや顔の表情、ジェスチャーなどが学習者のイントネーションに与える影響も発見した。

11:45-12:15

語彙知識と読解問題の種類の関係

中田 貴眞(茨城大学)

jafle1503

これまで語彙知識と読解能力の関係は多くの先行研究で調査されており、語彙知識の重要性が検証されてきた。しかし、語彙知識が細かく分類され測定される一方で、読解能力は読解テストの内容理解確認問題の総得点がデータとして使用されることが多い。本発表では日本人EFL学習者54名を対象として行った、語彙知識の広さと深さのテストと読解テストの結果を分析対象とし、読解問題をパラフレーズ質問、推論質問の2種類に分類した上で詳細な考察を行う。

12:15-12:45

日本語発音教育における母音/u/の円唇性の扱い

大塲 しおり(東京外国語大学外国語学部)

日本語の/u/の円唇性は、言語学的・音声学的な研究領域においてその見解に不一致があり、また、日本語教育の文脈では「非円唇である」という極端な見解が定説になっている。日本語の/u/の発音をどのように教えるべきか判断するためには、その実態を調査し理解する必要があると考え、日本語母語話者の母音に関する客観的で広範囲なデータを集め、器械音声学的手法を用いて観察・分析を行った。そこから得られた、/u/の音声的実現の実態は単に円唇性の有無という二項対立で表しうるものではないという結果に基づき、日本語発音教育における/u/の取扱いの問題点を論じる。

昼休み  12:45~13:35 (302室で理事会)

午後の部    
  司会 佐藤 玲子(東京学芸大学)  
13:35-14:05

e-learningシステムを利用した学習者言語コーパスの構築-「日本語学習者言語コーパス」について

鈴木 綾乃(東京外国語大学大学院博士後期課程)

jafle1504

本発表では、東京外国語大学グローバルCOEプログラム「コーパスに基づく言語学教育研究拠点(CbLLE)」で構築した「日本語学習者言語コーパス」の概要と開発過程を報告する。本コーパスの開発にあたり、台湾・淡江大学の協力のもと、東京外国語大学e-learningシステムを活用したデータ収集を試みた。収集した作文データは文字列検索と品詞検索が可能なコーパスとして公開している。本発表では、データ収集の方法から公開までの過程を報告し、コーパスのデモンストレーションを行う。

14:05-14:35

韓国人学習者のスピーチにおけるリズムの特徴についての一考察

高村 めぐみ(フェリス女学院大学大学院博士後期課程)

日本語母語話者が韓国人上級学習者のスピーチを聞き、プラスあるいはマイナスに評価した発話にはどのようなリズムの特徴があるか、促音と長音を中心に音響音声学的手法を用いて分析をした。リズムを分析する際は時間長に注目をすることが多いが、本研究ではピッチ、音圧の計測も同時に行なった。その結果・考察と、今後、日本語教育においてどのようなリズム教育が求められるかについてを述べる。

14:35-15:05

現代朝鮮語の<n挿入>をめぐって―朝鮮語教育のために―

辻野 裕紀(誠信女子大学校、東京大学大学院博士課程)

jafle1505

本発表は、現代朝鮮語の<n挿入>について論ずるものである。<n挿入>は、朝鮮語の初級用教材でも言及されるほど、基本的な項目であり、かつ、非母語話者にとって難しいものでありながら、朝鮮語教育において十全な位置づけがなされているとは言い難い。そこで、本発表は、目的を主に朝鮮語教育に絞り、<n挿入>について考察する。具体的には、学習者にとってなぜ<n挿入>は難しいのか、<n挿入>について言語学的に何がどこまで解明されているのか、<n挿入>は既存の教材の中でいかに位置付けられているか、先行研究と教材分析をもとに今後どうすべきか、などについて検討する。

休憩    
  司会 黒澤 直俊(東京外国語大学)  
15:10-15:40

フランス語学習における基本語(après、 bien、 bon等)の導入について―17世紀の辞書が教えてくれること―

菊池 美里(東京外国語大学大学院博士前期課程)

現代フランス語において高頻度で使用され、基本語に位置づけられている語彙の意味・用法を、歴史的な観点から分析した研究は未だに行われていない。本研究では、フランス語の基本語彙について、現在の教育現場で使用されている教材における導入方法と、17世紀のフランス語辞書に見られる語釈とを比較する。そして、当時の辞書で行われた品詞分類が、現代語の品詞分類においてどのように役立つのか、ということを考察する。

15:40-16:10

フランス語の複合過去と半過去の選択―日本人学習者の調査、2010~2011年―

松澤 水戸(東京外国語大学大学院博士後期課程)

複合過去形と半過去形は時制の持つアスペクトや用法の違いから対比的に学習することが一般的だが、この習得は必ずしも容易ではない。先行研究が指摘するように、上級学習者であってもこの2時制の選択にはとまどうことがある。本研究では、先行研究ではあまり取り上げられていない初級学習者、つまり、2時制を学習し終えた段階の学習者を対象に2時制の選択アンケートを行い、その解答の傾向をてがかりに学習者のグループ分けを試みた。

16:10-16:40

自然会話と教科書におけるリエゾン―AIXコーパスとフランス語教科書を用いた比較分析―

近藤 野里(東京外国語大学大学院博士後期課程)

本発表では初級学習者用の教科書でどのような選択的リエゾンコンテクストが観察されるのかという点をコーパスを用いて分析する。日本およびフランスで出版された教科書から会話コーパスを作成し、教科書コーパスとして使用する。教科書コーパスとフランス語話し言葉コーパスで実際に実現される選択的リエゾンとはどのようなものなのか、両コーパスでどのように実現が違うのかという点に注目する。

休憩    
  司会 馬場 千秋(帝京科学大学)   
16:45-17:15

フランス語教育の現状と展望-アンケート調査結果に基づいて―

山崎 吉朗(財団法人日本私学教育研究所)

jafle1506

昨年12月に、日本フランス語フランス文学会、日本フランス語教育学会合同で、フランス語教育に関するアンケートを実施した。アンケートは5種類あり、1 高等教育機関(388)、2 中教育機関(89)、3 教員 (189)、4 高等教育機関の学生(1331)、5 高等学校の生徒(831)をそれぞれ対象とした(括弧内は集計の数字)。
本発表では、アンケート結果の概要を基礎データとして示すとともに、4、5のアンケートを分析し、フランス語学習者について考察する。

17:15-17:45

多言語教員免許状更新講習の動向と問題点

本間 直人(日本大学)、神谷 善弘(大阪学院大学)、山﨑 吉朗(財団法人日本私学教育研究所)

jafle1507

本発表は、「廃止」というマスコミ報道によって教育現場が混乱していた、平成21年度多言語教員免許状更新講習の調査、研究発表に引き続くものである。前回の調査以降に実施された講習を概観し、改めて、その現状と問題点を明らかにする。
また、具体例として、日本私学教育研究所主催で実施してきた多言語教育講習(平成22年度を除く3年間)の概要を提示すると共に、教員免許状更新講習そのものの今後の方向性についても考察する。


17:45-18:00 総会  
18:00 閉会の辞  



お知らせ -懇親会-

昼食

注意: 参加者の方は周辺のコンビニで各自昼食を用意してください。生協は休日のため営業していません。

懇親会

当日の参加も歓迎します

年会費 一般会員 5000円,学生会員 3000 円,賛助会員 10000円

183-8534 府中市朝日町 3-11-1
東京外国語大学 外国語教育学会(川口裕司)
振込口座 郵便局 00120-6-33068