FLAMBEAU 30 (2004)
Revue Annuelle de la Section Française,
Université des Langues Etrangères, Tokyo (TUFS)


目次 Table des matières
タイトル 著者 ページ
田島先生の思い出 西永 良成
回想の田島宏先生 (1923-2004) 敦賀 陽一郎

特別寄稿
   

Les Atlas Linguistiques de la France par régions

Marie-Rose Simoni-Aurembou 1-22

言語研究
   
N1がN2を限定する<名詞+名詞>構造N1N2について
― oiseau perroquet 再考―
中尾 和美 23-36
se battre 型再帰構文について 川島 浩一郎 37-52

文学研究
   
セリー主義の美学:可塑性と音楽性 福岡 由仁郎 53-66

研究ノート
   
フランス日記研究の現在
近江屋 志穂 67-74
カナダにおけるフランス語イマージョンプログラムとマルチリンガリズム 時田 朋子 75-87


 
FLAMBEAU 30号の軌跡   89-99
会員名簿   100-109
執筆要項   110
会則・研究室だより・編集後記   111-112


研究室だより

2004年  
2月4日 田島宏先生ご逝去。先生のFlambeauへのご尽力に感謝するとともに、心より ご冥福をお祈りしたい。
3月 清水、高井、中田、藤田、村田の五氏が博士前期課程を修了。修士論文は以下のとおりであった。

清水 祐美子 「フランス第二帝政下の民謡収集(1852-1857)」
高井 奈緒 「ゾラの『獲物の分け前』を読む―ルネの身体」
中田 俊介 「フランス語の韻律特徴と統語構造」
藤田 和子 「アンドレ・ジッドの『狭き門』における死の解読」
村田 はるせ 「アフリカの都市に生きる不安 -コートディヴォワール作家Véronique Tadjo «Champs de bataille et d’amour» を読む-」
4月 高井、時田、中田、藤田の四氏が新たに博士後期課程に入学し、坂田、杉山、武次、村上、山崎の五氏が博士前期課程に入学した。
8月 フランス語サマースクール開催。
9月 日部、桑野の二氏が博士前期課程を修了。修士論文は以下のとおりであった。

日部 八重子 「“Le Chevalier qui fist parler les cons” Edition critique du manuscrit M」
桑野 直子 「クロード・モネ:レジャー空間の中の人物像 -花と人物像-」


編集後記

FLAMBEAU第30号をお届けする。30年を超えるFLAMBEAUの歴史を振りかえるため,第1号から第30号までの全タイトルを掲載した。これまで10号,20号と,節目ごとに田島宏先生が巻頭の辞を書かれている。残念ながら30号ではそれが叶わなかったが,きっとこの30号の刊行を喜んでおられるものと確信している。そう祈念しつつ,本号を次なる30号への新たな出発点と考え,今後にも大いに期待を持ちたい。
最後になるが,次号より全体のレイアウトを統一するため,執筆者に編集部からMicrosoft Word for Windowsによる書式見本を送付することにした。執筆者の方はご了解いただきたい。
(川口)

東京外国語大学フランス語研究室論集 FLAMBEAU 30
2004年10月 20日 印刷 10月 30日 発行
発行 183-8534 東京都府中市朝日町 3-11-1 ℡ 042-330-5240
東京外国語大学欧米第二課程フランス語研究室フランス研究会
郵便振込口座 : 00170-1-190882
編集 西永良成、敦賀陽一郎、松浦寿夫、川口裕司 (代表)
時田朋子 (院生代表)、村上文、山崎康平
印刷 三鈴印刷株式会社