FLAMBEAU 28
Revue
Annuelle de la Section Française, Université des Langues Etrangères, Tokyo
(TUFS)
目次 SOMMAIRE
論文 Articles |
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言語研究 Etudes
linguistiques |
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Linéarité et variation: le cas du
“n mouillé” en français |
Joaquim
Brandão de Carvalho, Yuji Kawaguchi |
1 |
Le bateau Jean は誰のもの? ― «名詞+名詞» 構造に関する一考察 ― |
中尾 和美 |
21 |
内心構造,外心構造について |
川島 浩一郎 |
39 |
ケベック仏語の実体計画 ―語彙の規範化を中心として― |
矢頭 典枝 |
59 |
Maurice Grossと「語彙・文法」 第一部 |
中村 卓也 |
79 |
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文学研究 Etudes
littéraires |
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嘲りのファンタスム ―サルトルとフロベールにおける「反抗」― Les fantasmes de la dérision – La révolte chez Sartre
et Flaubert - |
鈴木 正道 |
97 |
Le sujet de l’expression proustienne |
Miwa
Yanagidani |
113 |
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会員名簿・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ |
137 |
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執筆要項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ |
147 |
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研究室だより・編集後記・会則・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ |
148 |
研究室だより
2002年
3月 岡本、尾崎、瀬下(光山)の三氏が博士前期課程を修了。
修士論文はそれぞれ以下のとおりであった。
岡本尚子、「音楽と文学―クロード・ドビュッシーによる文学テクストの音楽化をめぐって」
尾崎俊輔、「19世紀マルセイユにおけるイタリア移民―労働者としての側面を中心に」
瀬下(光山)かな子、「フランスの初等学校におけるフランス語教育に関する研究―l’oral(口頭表現)を中心にして―」
4月 倉嶋、清水、中田、福井、村田、横山の六氏が新たに博士前期課程に入学。
尾崎氏が博士後期課程に入学。
8月 「フランス語サマースクール」開催予定。
編集後記
国立大学を取り巻くあわただしい状況にもかかわらず、今年も会員の方々にこうして無事Flambeauをお届けできることになった。Flambeauはいつの頃からか、設立当初の高い志が姿を潜め、大学院生のための雑誌という色彩が濃くなり、研究室報告集的な性格規定をされることがある。フランス語専攻の専任教員までもが同様のことを感じているとすれば、それは実に悲しむべき事態であるが、この数年間編集を担当してきた者としては、微力ながらそうした負のイメージを一刻も早く一掃したいと考えている。そこで甚だ形式的に過ぎるという謗りを覚悟のうえで、以下の二点をまず第一段階の変革としたい。
Flambeauがフランス語研究室内部の同人誌的な性格から脱皮し、少しでも学術雑誌とみなされるよう、今後は毎号一・二名に限って会員以外にも執筆協力をお願いする。また学術研究誌としての体裁を整えるため、それぞれの論文に欧文レジュメを添えることとする。このような改革によって実質的に何かが変わればよいのであるが、それは将来の問題とし、まずは会員諸氏のご批判とご意見を仰ぐとともに、さらなるご協力を切望するしだいである。
(川口)
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東京外国語大学フランス語研究室論集 FLAMBEAU 28
2002年 6月 30日 印刷 7月 1日 発行
発行 東京外国語大学欧米第二課程フランス語研究室フランス研究会
編集 敦賀陽一郎、松浦寿夫、川口裕司(代表)、中田俊介(院生代表)
183-8534 東京都府中市朝日町 3-11-1 ℡ 042-330-5240
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印刷 東洋出版印刷株式会社