FLAMBEAU 27
Revue Annuelle de la Section Française,
Université des Langues Etrangères, Tokyo (TUFS)
目次
言語研究 |
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代名動詞の中動態的性質について |
浅 野 幸 生 |
1 |
Une aspirine et ça passera 型構文と等位接続 |
川 島 浩一郎 |
11 |
Les expressions
de pourcentage |
Takuya NAKAMURA
et Matthieu CONSTANT |
27 |
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文学研究 |
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書かれえぬもの ―ロカンタンの幻の小説を求めて |
鈴 木 正 道 |
47 |
眼差しの恣意、ジャンルの交錯 ― ボードレール「貧しい者たちの眼」をめぐって |
陶 山 大一郎 |
63 |
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博士論文要旨 |
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<文明化の過程>と文学のエクリチュール―モリエールからバルザックへ |
水 林 章 |
83 |
現代フランス語における同格 L’APPOSITION EN FRANÇAIS CONTEMPORAIN |
後 藤(中尾)和 美 |
89 |
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会員名簿 |
95 |
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執筆要項 |
105 |
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研究室だより・編集後記・会則 |
107 |
研究室だより
2000年
4月 日部、桑野、高井、宮良の四氏が新たに博士前期課程に入学。
野平氏が博士後期課程に進学。
5月 朝倉剛先生ご逝去。ご冥福をお祈りいたします。
8月 西ヶ原キャンパス最後の「フランス語サマースクール」開催。
9月 野平、富満、岡本の三氏がロータリー奨学生としてフランスに留学。
山下氏がフランスに留学。
10月 府中新キャンパスでの授業開始。
田島宏先生からフランス研究会に10万円の寄付があった。
12月 後藤和美氏に本学が博士(学術)を授与。
論文題目 L’APPOSITION
EN FRANÇAIS CONTEMPORAIN
論文審査委員 敦賀陽一郎(主査)、富盛伸夫、寺崎英樹、
川口裕司、渡瀬嘉朗(東京外国語大学名誉教授)。
2001年
1月 水林章氏に本学が博士(学術)を授与。
論文題目 <文明化の過程>と文学のエクリチュール―モリエールからバルザックへ―
論文審査委員 上村忠男(主査)、牛島信明、西谷修、
鷲見洋一(慶應義塾大学)、福井憲彦(学習院大学)。
4月 竹越、中野、藤田、平稲、山崎の五氏が新たに博士前期課程に入学。
中村、矢頭の二氏が博士後期課程に入学。
日部氏、本学を休学しアメリカへ留学。
7月 田島宏先生が図書館にご蔵書を寄贈。田島文庫として収蔵の予定。
8月 府中キャンパス最初の「フランス語サマースクール」開催。
9月 杉山氏がフランスに留学。
編集後記
国立大学は大変な転換期を迎えようとしている。そんな激動の中、外語は無事引っ越しを終え、消え入りそうなFlambeauの灯を西ヶ原から府中に受け継ぐことができた。学生の中に強い動機づけをもって、優れた論文を投稿する意思をもつ者がいたこと、また田島先生をはじめとして、『ふらんぼー』の継続を望む声があったこと、そしてなにより長きにわたり財政的に本誌を援助し続けてくださっている会員の皆さんがいたからこそ、今年も本日こうして27号をお届けすることができた。
27号では、研究論文を内容により、言語研究と文学研究にジャンル分けした。この変更については、読者のご意見を伺いたい。今後も論文のあり方や内容などに関して、さらに検討を続けていくつもりであり、ご意見あるいはご要望をお寄せいただきたい。
最後に『ふらんぼー』のホームページを開設したのでお知らせする。
URL http://www.tufs.ac.jp/ts/personal/ykawa/flambeau.htm
「西ヶ原の思い出」という特集を設けているので、ご覧いただきたい。 (川口)
東京外国語大学フランス語研究室論集 FLAMBEAU 27
2001年 9月 20日 印刷
2001年10月 1日 発行
発行 東京外国語大学欧米第二課程フランス語研究室
フランス研究会
183-8534 東京都府中市朝日町 3-11-1
印刷 東洋出版印刷株式会社