「ドイツ語」のためのコンピュータ設定


1. 「ドイツ語」キーボードの設定 (Windows 2000/XP)

キーボードを「ドイツ語」にし、例えばウムラウトやエスツェットを表記することができるようにするための設定です。

Windows2000の場合

(1) 「スタート」→「設定」→「コントロールパネル」
(2) 「コントロールパネル」ウィンドウから「キーボード」を選びダブルクリック
(3) 「キーボードのプロパティ」ウィンドウで「入力ロケール」タグを選択、「追加」をクリック
(4) 「入力ロケールの追加」ウィンドウで「入力ロケール」選択の欄で、「ドイツ語(ドイツ)」を選択、「OK」を押す
(5) 「インストールされている入力ロケール言語」の欄に「ドイツ語(ドイツ)」が加わっていることを確認
(6) 「キーボードのプロパティ」ウィンドウの下方にある「キーシーケンスの変更」をクリック、「キーシーケンスの変更」ウィンドウで「キーシーケンスを有効にする」にチェックを入れる。2つめの選択肢左Alt+Shiftを選択し、「OK」を押す
(7) 「キーボードのプロパティ」ウィンドウの下にある「OK」をクリック

Windows XPの場合

(1) 「スタート」→「コントロールパネル」
(2) 「コントロールパネル」ウィンドウで「日付、時刻、地域と言語のオプション」(カテゴリー表示の場合)を選択
(3) 「ほかの言語を追加する」をクリック
(4) 「地域と言語のオプション」ウィンドウで「言語」タブを選択、「テキスト サービスと入力言語」の「詳細」をクリック
(5) 「テキスト サービスと入力言語」ウィンドウで「設定」タブを選択、「インストールされているサービス」の「追加」をクリック
(6) 「入力言語」ウィンドウの「入力言語」で「ドイツ語(ドイツ)」を選択、「OK」を押す。その後、開いているウィンドウの「OK」を押し、すべて閉じてゆく。

これでとりあえず「ドイツ語」を入力するための準備ができました。実際にドイツ語の文字を入力してみます。たとえば、Wordを使ってみます。Wordをアクティブにして、左Alt+Shiftを押すと、右下のタスクバーで言語が「DE」と変わります。(ほかの言語もインストールしている場合、さらに何回か繰り返してみてください。)もう一度、左Alt+Shiftを押すと、また日本語(「JP」)に戻ります。

ドイツ語のキーボードの多くはコンピュータのキーボードに印刷されている文字に対応していますが、いくつか、異なるものがあります。

(1) yとzは位置が入れ替わっています
(2) ウムラウトはキーボードの右側あたりのキーに対応しています。
「ö/Ö」は「;+」のキー、「ä/Ä」は「:*」、「ü/Ü」は「@‘」、「ß」は「-=」(数字の0の右側のキー)にそれぞれ対応(大文字はShiftを押す)
(3) 数字+Shiftで出てくる記号が一部異なっています。
(4) その他の記号キーが、異なっています。よく使うものでは例えば、「?」は「-=」+Shift(要するに「ß」+Shift)、セミコロン、コロンはそれぞれ「コンマ」、「ピリオド」キー+Shift、ハイフンは「/?」キーです。