指示詞 こ・そ・あ・ど

日本語の場合、実際にものをさして言うとき(これを「現場指示」の用法と言います)、話し手の側にあるものに「こ」、聞き手の側にあるものに「そ」、話し手からも聞き手からも離れたところにあるものに「あ」を使います。また、疑問詞には「ど」をつかいます。

   話し手  聞き手  両者から遠い  疑問詞
  もの  これ

 この+(名詞)

 それ

 その+(名詞)

 あれ

 あの+(名詞)

 どれ

 どの+(名詞)

  場所/方向  ここ

 こっち

 こちら

 そこ

 そっち

 そちら

 あそこ

 あっち

 あちら

 どこ

 どっち

 どちら