教育活動


2007年度時間割(1学期、2学期)    ●授業概要(学部、大学院)    トップへ戻る
  

2007年度時間割(1学期) 2007.4.11〜7.23
1時限
09:00〜10:30
2時限
10:40〜12:10
3時限
13:10〜14:40
4時限
14:50〜16:20
5時限
16:30〜18:00
タイ語文法4 タイ語文法1A タイ文学入門
出講
大学院専門指導 タイ映画史1
タイ語文法3 タイ文学研(院 卒論演習1
出講
2007年度時間割(2学期) 2007.10.1〜12.17、 2008.1.11〜2.8
1時限
09:00〜10:30
2時限
10:40〜12:10
3時限
13:10〜14:40
4時限
14:50〜16:20
5時限
16:30〜18:00
タイ語文法1 タイ語講読1 現代タイ短編小説
出講
東南ア文化(院)
大学院専門指導 タイ映画史2
タイ語文法4 タイ文学研(院) 卒論演習2
出講


授業概要(1学期)
授業題目 コード 曜/時 内容(シラバス)
タイ語文法1A T071G1AX 月/3 授業の目標
 まずタイ語の発音と文字体系を理解した上で初級文法を学び、平易な文章を講読できる力をつける。
授業の内容・計画
 教材の1課〜6課まででタイ語の発音と文字体系をすべて学ぶ。どの課にも練習問題がある。引き続き、7課〜13課では平易なタイ文を読み基本文法を学ぶ。課末の練習問題を解くとともに、適宜単語小テストを実施する。進度は、1回(90分)の授業で最低でも1課、多い場合は2課程度となるので予習は欠かせない。
成績評価の方法
 出席状況、課題提出、小テスト・期末試験の成績を総合的に判断して評価する。
受講上の注意
 文法1B(ウィチャイ)を必ず同時履修すること。ただし、成績は別々に出す。タイ語の辞書は授業で紹介する(6月中旬頃)まで慌てて買う必要はない。
教科書・参考書
 宇戸清治著『タイ語の読み書きと基本文法』(東京外国語大学語学教科書シリーズ、1628円、生協販売)。その他の参考書、辞書は授業の中で随時紹介する。
タイ語文法3 T071G3XX 金/1 授業の目標
 タイ語の中級文法を学び、長文読解力をつける。
授業の内容・計画
 世代の異なる2人の著者による日タイ比較文化論(タイ語)を教材として購読を進め、中級(一部は上級)レベルのタイ語文法を学ぶ。長文の文法構造を理解し、あらゆる種類のタイ文を読みこなす力をつける。
成績評価の方法
 出席状況、課題発表のレベル、期末試験の成績を総合的に判断して評価する。
受講上の注意
 1回の授業で5〜6頁は進む予定で、予習は欠かせない。授業終了時に次回の発表者を複数人数、指名する。
教科書・参考書
 宇戸清治編『エッセイで学ぶタイ語』(東京外国語大学タイ語研究室、印刷代実費)
タイ語文法4 T071G4XX 月/2 授業の目標
 タイ語の短編小説を読み、さらに高度の文法理解を深め、講読力をつける。
授業の内容・計画
 複数のタイ現代作家の掌篇小説や短編小説を読み、レトリック、アイロニー、象徴、暗喩などの多用な芸術的表現を理解する。同時に、文芸作品を通じてタイ文化やタイ人の価値観の神髄に触れる。
成績評価の方法
 出席状況、課題発表のレベル、期末試験の成績を総合的に判断して評価する。
受講上の注意
 2005年度の2学期に「文法4」の単位を取得できなかった学生、およびタイ語専攻以外の学生用の「研究言語科目X」、または学外からの科目等履修生用の「専攻言語科目」の3者のみを対象とする授業なので注意して下さい。
教科書・参考書
 宇戸清治編『現代タイ短編小説を読む:3作家の作品』(東京外国語大学タイ文学研究室、印刷代実費)
タイ文学史 東南アジア地域文化論3540

アジア文学II 6195

月/5 授業の目標
 13世紀から現代までのタイ文学を通史的に概観し、その特質を学んだ後、現代タイ文学を日本語で鑑賞する。
授業の内容・計画
 タイ文学史に関する基本的知識を講義しつつ、毎回、タイ古典から現代文学までの代表的な作品を日本語で読む課題を与える。半年間を通じて以下のテーマを取り上げる予定である。
@近代以前のタイ文学:土着の文学と仏教文学、インド文学の影響
A近代化と伝統からの脱却:スントンプー作品、シーブラパー
Bリアリズム文学と1973年学生反乱:セーニー・サオワポン『妖魔』
C農村は文学でどう描かれたか:ラーオ・カムホームを中心に
D女性作家と大衆小説:ボータンとクリッサナーの家庭小説
E東南アジア文学賞作品の系譜:チャートほかの作家群像
Fタイ文学の歴史的、共時的特質
G現代タイのポストモダン文学:プラープダー、ウィン、カム・パカー
成績評価の方法
 全部出席で50点、レポート成績50点を合算してして評価する。
受講上の注意
 卒業論文・卒業研究を宇戸ゼミ(タイ文化、文学、映画論、演劇論、マンガ・アニメ、音楽等)で行いたいと希望している学生は受講しておくことが望ましい。
教科書・参考書
 毎回、『タイ文学を味わう』(国際交流基金での宇戸講演集)のプリントを配布するほか
翻訳作品や参考文献を指示する。
タイ映画論1 東南アジア地域文化論3533

アジア文学II 6193
木/5 授業の目標
 1980年代までのタイ映画史を実際の作品を鑑賞しながら読み解く。
授業の内容・計画
 タイ映画の萌芽期から1980年代までのタイ映画史を概観しつつ、各時代の代表的作品を鑑賞する。半年間を通じて以下の作品を取り上げる予定である。
@タイ映画通史(1980年代まで)
A近代化と民族主義映画「白象王」
B第二次世界大戦後の国民映画「闇の天国」
C戦後のタイ映画(1):スター主義時代以前
D戦後のタイ映画(2):映画全盛時代とミット・チャイバンチャー「演歌慕情」
E民主化と社会派映画(1):「社会の周辺で」「田舎教師」
F民主化と社会派映画(2):「タクシー・ドライバー」「彼の名はカーン」
G1980年代におけるタイ映画の沈滞(1):チンタラーの登場
H1980年代におけるタイ映画の沈滞(2):タイメディアの中で
I文化政策と映画:映画法をめぐる闘い
成績評価の方法
 全部出席で50点、レポート成績50点を合算してして評価する。
受講上の注意
 日本語字幕のないタイ映画も鑑賞するので、タイ語専攻学生が望ましい。他専攻語の学生で受講を希望する者は事前に相談に来ること。
教科書・参考書
 プリント
や資料は随時配布する。
卒論・卒研演習1 6377 金/5
授業概要(2学期)
授業題目 コード 曜/時 内容(シラバス)
タイ語文法1 T072G1AX 月/2 授業の目標
 まずタイ語の発音と文字体系を理解した上で初級文法を学び、平易な文章を講読できる力をつける。
授業の内容・計画
 教材の1課〜6課まででタイ語の発音と文字体系をすべて学ぶ。どの課にも練習問題がある。引き続き、7課〜13課では平易なタイ文を読み基本文法を学ぶ。課末の練習問題を解くとともに、適宜単語小テストを実施する。進度は、1回(90分)の授業で最低でも1課、多い場合は2課程度となるので予習は欠かせない。
成績評価の方法
 出席状況、課題提出、小テスト・期末試験の成績を総合的に判断して評価する。
受講上の注意
 2006年度の1学期に「文法1A」または「文法1B」またはその両方の単位を取得できなかった学生、およびタイ語専攻以外の学生用の「研究言語科目X」、または学外からの科目等履修生用の「専攻言語科目」の3者のみを対象とする授業なので注意して下さい。
教科書・参考書
 宇戸清治著『タイ語の読み書きと基本文法』(東京外国語大学語学教科書シリーズ、1628円、生協販売)。その他の参考書、辞書は授業の中で随時紹介する。
タイ語文法4 T072G4XX 木/3 授業の目標
 タイ語の短編小説を読み、さらに高度の文法理解を深め、講読力をつける。
授業の内容・計画
 複数のタイ現代作家の掌篇小説や短編小説を読み、レトリック、アイロニー、象徴、暗喩などの多用な芸術的表現を理解する。同時に、文芸作品を通じてタイ文化やタイ人の価値観の神髄に触れる。。
成績評価の方法
 出席状況、課題発表のレベル、期末試験の成績を総合的に判断して評価する。
受講上の注意
 1回の授業で相当数の頁を進むので、予習は欠かせない。授業終了時に次回の発表者を複数人数、指名する。
教科書・参考書
 宇戸清治編『現代タイ短編小説を読む:3作家の作品』(東京外国語大学タイ文学研究室、印刷代実費)
タイ語講読1 T072R1XX 月/3 授業の目標
 大量のタイ文に触れ、単語力と中級文法を身につける。
授業の内容・計画
 初級〜中級レベルに属するタイ文を、タイ文部省小学校・中学校教科書、民話、新聞・雑誌のエッセイ、漫画、短編小説などを素材に講読する中で中級文法を身につける。学期末には1500〜2000語程度の単語力を身につけさせるのが目標。毎回、タイの諺を暗記させ、授業冒頭に口頭発表させる。全体に進度は速いので、予習は絶対に欠かせない。
成績評価の方法
 出席状況、課題提出、小テスト・期末試験の成績を総合的に判断して評価する。
受講上の注意
 この授業はタイ語専攻学生を主たる対象としますが、2005年度の2学期に「講読1」の単位を取得できなかったタイ語専攻学生の再履修、およびタイ語専攻以外の学生用の「研究言語科目X」、または学外からの科目等履修生用の「専攻言語科目」にも開かれた講義です。
教科書・参考書
 宇戸清治編『タイ語講読1』(東京外国語大学タイ語研究室、印刷代実費)
タイ文学演習 東南アジア地域文化論3541

アジア文学II 6196
月/5 授業の目標
 「生きるための文学」の伝統的呪縛を否定し、タイ文学に新たな息吹をもたらしている現代作家ウィン・リョウワーリンの作品を素材に、その創作技法、テーマ、思想、文学観を探求する。また、課題を通じた翻訳技法の習熟も目標とする。
授業の内容・計画
 ウィンの全作品の内、掌篇小説、推理小説、SF小説などから10篇ほどの作品を選んで講読し、参加者のコメントを求める。2006年度に翻訳済みの作品集『ウィン・リョウワーリン小説選1』(タイ文学研究室発行)を配布するので、受講生は折に触れ読んでおいて欲しい。半年間を通じて、以下の作品を取り上げる予定である。
@『life in a day1』の作品を読む(1)
A『life in a day1』の作品を読む(2)
B『life in a day1』の作品を読む(3)
C『life in a day2』の作品を読む(1)
D『life in a day2』の作品を読む(2)
E『life in a day2』の作品を読む(3)
F『海の上の殺人』の作品を読む(1)
G『海の上の殺人』の作品を読む(2)
H『天空の星辰』の作品を読む(1)
I『天空の星辰』の作品を読む(2)
成績評価の方法
 全部出席で50点、発表のレベル50点を合算してして評価する。
受講上の注意
 卒業論文・卒業研究を宇戸ゼミ(タイ文化、文学、映画論、演劇論、マンガ・アニメ、音楽等)で行いたいと希望している学生は受講しておくことが望ましい。
教科書・参考書
 
開講時に作品合冊本を配布するほか、必要に応じて参考文献を指示する。
タイ映画論2 東南アジア地域文化論3534

アジア文学II 6194
木/5 授業の目標
 1990年以降のタイ・ニューウェイブ映画を読み解く。
授業の内容・計画
 1990年代以降、がぜん世界の注目を集めるようになったタイのニュー・ウェイブ映画を鑑賞し、その技法やテーマ、監督の映画論をひもとく。半年間を通じて以下のテーマを取り上げる予定である。。
@ペンエーク監督と「ファン・バー・カラオケ」
A「忘れな歌」に見る慕情映画の伝統と現代性
B怪奇映画の再生「ナンナーク」とノンシー監督
C香港的感性との合体「the eye」とオキサイド・パン監督
D「怪盗ブラックタイガー」の衝撃と色彩
Eアピチャートポン作品(1)「Blissfully yours」
Fアピチャートポン作品(2)「アイアン・プッシーの冒険」
Gクイア映画「アタック・ナンバー・ハーフ」
H「Last life in the universe」における日本人表象
Iタイ映画がめざす方向
成績評価の方法
 全部出席で50点、レポート成績50点を合算してして評価する。
受講上の注意
 日本語字幕のないタイ映画も鑑賞するので、タイ語専攻学生が望ましい。他専攻語の学生で受講を希望する者は事前に相談に来ること。
教科書・参考書
 プリントや資料は随時配布する。
卒論・卒研演習2 6378 金/5

授業概要(大学院博士前期課程)
授業題目 コード 曜/時 内容(シラバス)
タイ文学研究
(通年)
金/3
東南アジア比較文化研究(2学期) 水/2